2013年7月9日火曜日

みちのく花の百名山 雨の森吉山

 関東地方は今日も猛暑日とか、でも梅雨明けしてない秋田では梅雨前線の雨雲が空を覆い心配した通りの雨の森吉山になってしまいました。
ホテルを出てすぐの阿仁スキー場のゴンドラで上へ。時折激しく降る雨と乳白色の霧で上はまったく見えません。強風で時々止まったり、通常20分ぐらいでゴンドラ上部駅舎へ着くところ25分ぐらいかかりましたがなんとか到着。山頂駅の温度計は18度を示していて涼しいどころか寒いくらいでした。
雨と風がひどかったら標高1454mの森吉山山頂までの登山はあきらめて引き返す覚悟で登山開始。
開始早々登山道沿いにはニッコウキスゲやハクサンチドリの可憐な花が見られました。でも登るに従い風雨が強くなり、1308mの山頂と一ノ腰分岐点であきらめて引き返しゴンドラで下山しました。
快晴なら少し難度のあるハイキングコースとして山頂まで登れ、山頂からは鳥海山 秋田駒ヶ岳 岩手山 八幡平 八甲田 岩木山 白神山地や男鹿半島まで日本海の大パノラマが楽しめ、花の百名山として数々の高山植物の花々が見られる森吉山だけに登れなかったのは残念です。
時間も早いので午後は秋田内陸縦貫鉄道沿いに今出来ている「たんぼアート」を見ようと一番近くにある阿仁合駅まで行ってみました。
秋田内陸縦貫鉄道はJR秋田新幹線の角館からJR奥羽本線の鷹巣駅の間に無人を含む27の駅があって、この沿線のたんぼ5か所にたんぼアートが出来ているそうです。
道路からは見えず、この鉄道に乗らないと見えないところのたんぼに展開されているので、阿仁合駅と次の小渕駅の間に制作された美人画のアートが見れないか時刻表を検討しましたが、下りに乗って上りで戻るには数時間かかるので断念しました。
明日は秋田駒ヶ岳なので、昨日来た国道105号を戻り、田沢湖を経由して今日の宿、乳頭温泉の妙の湯まで雨の中およそ80kmを走った2日目でした。