2019年11月20日水曜日

カツラの剪定

落葉したカツラの剪定をしました。

午前中は団地奥の公園のフジ棚横に植栽されているサツキを根元から切って取り除き事故など起きないように見通しを良くしました。

午後は庭のカツラの剪定です。
毎年意識して小さくしていますが、さらに小さく低く剪定しました。
8段の脚立を使わずに3段の脚立で剪定出来る高さまで低くして、この先高所作業をしなくて済むようにしたいと思っています。

カツラに限らず大半が落葉樹の庭ですから、夏場はあまり強い剪定はしていません。
落葉樹は、光合成や蒸散を行わない休眠状態に入った落葉後に本格的な剪定をするようにと造園科で学びました。
葉が茂っている間に光合成や蒸散を活発に行い成長するので、この時期は葉がとても大事なのです。
「樹木の診断と手当て」という本によれば
光合成:光のエネルギーを使って水を水素と酸素に分解し、水素と二酸化炭素を合成して糖をつくり、自らの生命活動の栄養としています。これを光合成といいます。
蒸散:根から吸い上げられた水分は1%ぐらいが光合成に使われ大半は葉の気孔から放出されます。これを蒸散といいます。
木は葉から蒸散するときの気化熱で葉面を冷やし、又水に溶けていた肥料成分は蒸散せずに葉に残り樹木に必要な肥料成分になります。
と難しく書かれていますが、要は落葉樹の剪定は落葉後ということなのです。

午前午後と久しぶりに剪定作業をして、心地いい疲れが感じられる一日になりました。