2012年7月27日金曜日

ニセコの夏2....小樽のにしん御殿


今日は小樽にある「にしん御殿」へ行って来ました。現在は小樽貴賓館という名称で国登録有形文化財になっていますが、にしん漁で巨万の富をなした大網元青山家が贅の限りを尽くして建てた別荘で、数多くの美術品も集められた美術豪邸です。にしん漁がどのくらい長く続きこのような富豪を生んだのか知りませんが、そこで働いていた漁師達はきっと搾取されていたんだろうな....と思いながら豪華な部屋部屋を見てまわりました。今はあじさい庭園が見事でしたし、6月ならボタンの花...と庭園としての見ごたえもあるようで、北海道新聞社発行の 札幌*近郊「ぶらりhanaめぐり」 という本にも紹介されていました。帰りは南小樽市場へ寄って今夜の食事に魚介類を仕入れました。特売日とあって狭い市場の中は人でいっぱいでした。行きは国道5号線を一路小樽市内へ向って走りましたが、帰路は緑に囲まれた山の中の国道393号をカーナビが選んでくれました。途中何か所かシラカバ林の中を走るこの国道はほとんど信号もなく北海道らしさを感じる好きな国道の一つです。今日は全国的に猛暑日だったようで小樽でも日中31度ありましたが、帰ってくるとここは28度、夕方からは涼しい風が吹き抜けて....はるばるやってきた甲斐があります。