2010年10月30日土曜日

東北紅葉の旅 5日目



東北は相変わらず4度とか5度の寒い日がつづいています。

昨夜はビジネスホテルのルートイン青森中央インターに宿泊したので、部屋にインターネットのLANケーブルが設備されていました。
持参しているノートパソコンを接続出来たのでなんとなく気持ちが落ち着いたのは、もしかしてパソコン中毒になっているのかも?

三内丸山遺跡
今まで3回青森を通過しているのに寄ることが出来なかった三内丸山遺跡に行ってきました。
縄文時代の遺跡としては日本最大級だそうで、土器や石器など沢山のものが出土されていてその一部が展示もされていました。
ボランティアガイドが約50分のツアーをして説明してくれたのでとても興味深く見ることが出来ました。
九州の旅の時に行った佐賀県にある吉野ヶ里遺跡には卑弥呼の邪馬台国があったのではないかとする説のロマンがありましたが、ここにでは発掘されたものから縄文時代の生活の一部が様々な方法で推定出来るような展示が印象的でした。
五所川原の立佞武多
青森にはそれぞれの町にねぶたがあるのではないかと思えるほど各地で盛んなようです。その中でも五所川原のものは、高さ22mにもなる大きなものが町を練り歩くそうで、実際に見たら壮観だろうと思えます。
実物が常設展示されている「立佞武多の館」で見てきましたが、それはそれはすごいものでした。
青森りんご
道路際の農家で見かけたりんごの木です。あまりにも見事にきれいなりんごがなっているので一枚写真を撮らせてもらいました。
現在出荷の真っ最中だそうで、この木の分は最後に親戚などに配る分だと箱詰め作業をしていたおばさんが話してくれました。立ち寄ってくれた記念にと大きなりんごを二つも頂いてしまいました。
斜陽館
五所川原にある、明治42年に生れた太宰治の生家を見てきました。
現在「斜陽館」として国の重要文化財になっていますが、一時期旅館としても使われたくらい大きく、明治時代のこの地方の実業家の家ですが、6男が文豪として有名になったのでその生家として注目を浴びるようになったわけです。
太宰治の日本語の著書は全て、それに海外で英語やフランス語などに翻訳出版されたものも全て展示されていて太宰治の文学が世界で広く愛読された様子が伺えました。
その後、五所川原市内へ戻り鯵ヶ沢温泉や千畳敷を経由して今夜の予定宿である黄金崎の「不老不死温泉」へと夕暮れになった日本海を右手に眺めながら走ったのです。