2009年12月18日金曜日

九州・中国 2週間の旅 5日目




2008年5月15日(木
快晴が続く九州・中国の旅も今日は5日目、昨日までの走行距離は1277kmになりました。
一夜明けた湯布院、朝食の時隣のテーブルの方に由布岳をバックにツーショットを一枚撮ってもらったりしながら、ゆったりとした時間を過ごせるのも気ままな旅の良さです。

昔は、九州の有名な温泉地に湯布院の名は無かったと思います。何時の頃から、誰が、この地をこれだけ人気のある温泉地に仕立て上げたのか知りませんが、由布岳を囲む大自然の中、温泉の泉質も良くいい温泉地でした。

温泉も食事も良かったゆふいん七色の風をチェックアウトして、昨日パスした別府温泉の地獄めぐりへと戻りました。海地獄、坊主地獄など湧き出す熱湯のすごさに、感心しながら見て回ること小一時間、阿蘇山までの先も長いので朝来た大分自動車道を湯布院ICまで戻り湯布院の金鱗湖へ。湖の西半分に温泉が湧き、東半分に清水が湧くという不思議な湖です。湖に手を入れると暖かくそれでて魚を見かける不思議さでした。
次は2006年10月30日に開通したばかりの長さ390m高さ173m、日本一の九重「夢」大吊橋へと、やまなみハイウエ-を走りました。日本一を体感すべく吊橋通行料500円を払って往復してみましたが、やはり大きくてもそこそこ揺れるのと下を見ると谷なので地上の390mより長く感じられました。
快晴の今日、阿蘇くじゅう国立公園を走るやまなみハイウエーは快適で長者原で休憩、阿蘇5岳を見渡せる昭和天皇皇后お立見処と書かれた城山展望所で雄大な阿蘇の山々を眺めた後、阿蘇山へと向いました。
阿蘇山手前で、直径1kmの大草原、草千里を見てから今日最後の目的地阿蘇山へと到着。世界最大級の複式火山で東西18km南北24kmとか、ガスの吹き上がる火口と何度あるのか分りませんが火口の薄緑色した熱湯は神秘的というより恐い感じです。自分は二度目の阿蘇山でしたが二度共火口が見えたのはラッキーということでしょうか。ガス濃度の注意標識や噴火時に備えたコンクリートの避難所も数箇所あって活火山であることが実感出来ます。
この後、明日は高千穂峡なので出来るだけ近くに宿をと思い高千穂町で探したのですが適当なところが無く、雑誌のお宿ガイドで見つけたホテルへ電話して予約が出来ましたが、到着してみたらそこは今にも廃業しそうな古い田舎のホテルで5泊目にして予約なしの旅のマイナス面を経験することになったのです。