2009年12月15日火曜日

九州・中国 2週間の旅 2日目



2008年5月12日(月)

ホテル日航大阪の地下駐車場を出発したのは9時頃でした。大阪の都市高速道路もカーナビのガイドで難なく抜けてあとは山陽自動車道へ。山陽姫路東で一般道へ入りカーナビの指示通り姫路城前の市営パーキングに入ることが出来ました。
駐車場では係りの人でしょうか、「久しぶりに千葉ナンバーを見ましたがどちらから?」と声をかけられたのです。 自分は何年か前まで千葉の市原にいたとか....。遠くへ旅をした時同じ県のナンバーを見ると親しみを覚えるのは誰しも同じようです。
1993年に日本で初めて世界文化遺産に登録された姫路城は白鷺城と呼ばれるだけあってその姿がとても優雅です。
天守閣へはハシゴに近い階段を登るのですがその数も多くかなりの運動量です。姫路城の築城から最後の城主まで一度も戦火にまみえることが無かったこの城の変遷に思いを馳せるとき運命の不思議さを思わずにはいられませんでした。
姫路城前の更科そばで遅めのランチを済ませ、カーナビに岡山後楽園を設定します。
自分は昔若い頃来たことがあったのですが、どんな庭園だったのか記憶も薄らいでもいたし、Wifeは初めてなのと日本三大名園の一つでもあり今回の旅に入れたのです。
あらためてこの庭園を眺めると芝が多く手入れ管理が大変だろうと他人事ながら心配になるのは我家の芝庭管理でその大変さを実感しているからでしょう。
後楽園では番茶セットで休憩しましたが時間に終われるツアーでなく個人の旅の良さを満喫出来たのです。 又ここ後楽園は唯一今回の旅を通して65歳以上の入園料が免除されたところです。
駐車場に戻りいよいよ今夜の宿探しです。幸い宿のガイドマガジンに掲載されていた「倉敷アイビースクエアー」というところを予約出来たので高速道路を使うこともなく一般道で岡山から倉敷まで走りました。
到着してみて今夜の宿がとても由緒ある倉敷紡績工場の跡地にあることとホテルの建物も昔の工場の建物を利用していることを知ったのです。
建物の壁面は一面緑のアイビーで覆われとても趣があります、それに加えてホテルロケーションがなんと倉敷の美観地区に隣接しているという申し分ないところだったのです。
チェックインして部屋に荷物を入れましたが、まだ時間も早かったので倉敷の美観地区を散策しました。倉敷川にかかる太鼓橋になっている中橋と角にある考古館(写真)の風景は倉敷を代表するような景色ですし、川岸の柳と古い建物が日本文化を代表するような町並みになっています。大原美術館や倉敷民芸館などもあり1日2日滞在してもいいと思うようなしっとりとしたところでした。