2009年12月16日水曜日

九州・中国 2週間の旅 3日目




2008年5月13日(火)
昨日泊まったところが倉敷紡績の工場跡地とあって、チェックアウト前に敷地内にある倉紡記念館とアイビー学館の2箇所を見て回りました。
倉紡記念館は、倉敷紡績のなりたちから戦後に至る発展がパネルや展示品、模型などから知ることが出来て興味深くかなりの時間詳細に見て回ったのです。
3月の四国の旅の帰りに寄れなかった倉敷ですが、美観地区に限らず落ち着いたいい雰囲気の町でした。
そして今日は早3日目、倉敷出発が遅くなったけど倉敷ICから広島まで山陽自動車道を走ります。
広島市街へ入ってからランチをしていては少し遅くなるので、河内ICを過ぎた小谷SAでキツネそばに焼きたてパンでの昼食です。
広島で山陽自動車道を降りて、ナビの言うとおり走ると広島平和記念公園へ着きました。でも駐車場がなく街中のビルの谷間に見つけた駐車場に入れて早速原爆ドームへと歩きました。自分は昔来たことがありその時見た平和記念資料館での数々の悲惨な写真や焼け爛れた物品などはあまりにも鮮烈だった記憶があって今回この資料館はパスしました。 
1996年世界文化遺産に登録された原爆ドームは核兵器廃絶と平和を願う象徴として保存されてきていますが、いまだに世界から核兵器は無くならず、この先無くなる見込みさえない現実には情けないものを感じます。
原爆ドームを見て安芸の宮島へ向います。 今日はもう時間が遅いかなと思いつつフェリー乗り場の駐車場へ来ると、駐車場のおっさん曰く「まだまだ充分時間があるから行ってきな」。駐車場1000円は高いがそのまま停めてフェリー乗り場へ。
修学旅行の中学生や宮島住民と一緒にフェリーに乗ること10分、今回3つ目の世界文化遺産である厳島神社がある宮島へ上陸。
フェリーに乗ってから分ったが宮島は以外に大きな島でした。1400年の歴史を持つ厳島神社、外国人観光客もかなりいて、やはり世界文化遺産という重みを感じるものです。
満潮時ではなかったので海に浮んでいるように見えるタイミングは逃したものの朱塗りの廻廊と社殿は美しく見ごたえがありました。いつか訪れてみたいと思っていた厳島神社、この美しい神社が将来海面上昇によって床上まで海水が来る様なことがないことをひたすら祈ったのです。
フェリーで宮島口まで戻り今夜の宿をカーナビの周辺施設から探しごく近くに安芸グランドホテルがあることがわかり早速ホテルへ。そして広島湾と厳島神社の大鳥居が見える最高の部屋を確保することが出来た3日目だったのです。