2007年6月9日土曜日

ほたる観賞


孫のトモちゃんのパパがジジババをほたる観賞に招待してくれました。
会社の保養所そば、伊豆大川温泉竹ケ沢公園の池の周囲に、この時期沢山の源氏ほたるが見られ夜道ちょうちんを持って歩いて見に行くのだそうです。
楽しみにしていた今日は、ジジババ早起きしてひばりヶ丘まで走りました。2、3日前に公園の噴水水遊び場デビューしたトモちゃんは、その後カゼをひいたのでしょう、発熱していたようですが、この日朝は熱もなく何時ものように可愛い笑顔でジジババを迎えてくれました。
パパの運転で、環8から東名、小田原厚木道路と走り、小田原ではパパママご推奨の海岸沿いの磯料理「舞網」でランチ、小さな店でしたがお蔭で素晴らしい「ウニイクラ丼」を食べることが出来ました。コレステロールには目をつぶって...
生憎雨模様の天気とあって、トモちゃんと野外での遊びは断念し、伊豆高原駅そばにある「伊豆テディベア・ミュージアム」へ。
入口のWelcomeTedこと、大きなクマさんが動いて迎えてくれたのに驚いて泣く場面もありましたが、その後は飛行機にのっているテディベアや沢山のTeddy Bear Collectionを見て回りテディベアの世界を楽しんだの(楽しんだのは大人達?)です。
まだ時間も早いので、伊豆高原駅から直ぐのR135沿いにある源泉野天風呂「高原の湯」が素晴らしいから入って行きましょうとパパ。
館内黒木の板張りはトモちゃんの駆け足場と化し温泉よりお気に入り?
緑の林の中へ上るように配置された3つの野天風呂は湯量豊富な内風呂とあわせゆっくりとした気分にさせてくれました。
伊豆高原での楽しい時間を過ごし、緑のトンネルのような山道を抜けて伊豆大川温泉へ。
大川温泉の保養所到着後本格的に降りだした雨で、保養所管理人のおじさんは、「今夜のほたる観賞は竹ケ沢公園は駄目です...」と、一瞬残念!と思いきや、このおじさんが飼育したほたるが「ここの保養所うらで見られます、あとでお客さんに順番でお見せします。」 うれしい一言がありました。
部屋で待っていると、「どうぞ」の案内があり、傘をさしてトモちゃんを抱っこして、案内に従って裏手へ回ると....ほたるの灯が何百とあるではありませんか!
真っ暗で周囲がどういう状態の場所なのかわかりませんが、目の前の潅木の間という間にゆっくりと浮ぶように飛んでいたり、木に留まって明滅していたり、体のそばまで飛んできたり、手を伸ばせば捕まえられる近さに数百のほたるの灯りが明滅している様子はとても幻想的です。
人生60数年、こんなに沢山のほたるをみたことはなく、もっとゆっくり観賞していたかったのですが雨がどしゃぶりになり部屋へ戻ったのです。
この方は昨年までは竹ケ沢公園のほたる飼育管理をやっていたそうですが、今年はそれをやめて自分で飼育したほたるを保養所うらに放し、お客さんに楽しんでもらっていると言ってました。
もう一度雨の降らない夜、保養所のほたると竹ケ沢公園のほたるも、ちょうちん持ってゆっくりと見に行きたいものです。又来年行きましょう。