2006年10月2日月曜日

知床を訪ねる北海道の旅 その8



6月28日(水) 曇り時々雨  今日は何十年ぶりかの札幌city観光です。

ちざきバラ園 ホテル札幌ガーデンパレスでの遅めの朝食、昨日と違い静かな 雰囲気の中、くつろいだ気分で食後のコーヒー。 北海道の旅も残りは今日を入れてあと3日、あっというまの一週間でした。
本日最初の目的地は「ちざきバラ園」。中央区伏見3丁目にあるこのバラ園近くまでカーナビ が案内してくれる。敷地5500坪、400種4000株のバラが栽培されているが、今年は天候が悪く全面開花は遅れているそうで4000株のバラが色とりどり咲き揃った美しさは 見れませんでした、それでも朝一番のバラ園散策を十分楽しませてくれました。高台にあるこのバラ園からは、JRタワーはじめ札幌の街並みがきれいに見渡せ、白のテーブルと チェアーが置かれたテラスでのコーヒーもまた格別でした。

藻岩山 藻岩山へのロープウエー駅はバラ園から直ぐだったが、 藻岩山観光自動車道はぐるりと山の反対側まで行かないと入口がないとタクシーが教えてくれた。往復660円のこの観光自動車道を4km 上がると展望台のある531mの藻岩山頂上。展望台から眺める札幌市街に北の大地北海道の道庁所在地 らしさを感じながら下りてきました。

大倉山シャンツエ 藻岩山を下りカーナビまかせで大倉山ジャンプ競技場へ。1972年冬季オリンピックのノーマルヒルで笠谷、金野、青地が金銀銅を独占する快挙 を成し遂げたジャンプ競技場は、大倉山展望台として年間営業していました。ジャンプ選手が乗るリフトで展望台へ、リフトはジャンプ台の直ぐ左横を上がりますが、その勾配と 高さは目もくらむようです。展望台からはスタート台、助走路、踏み切り、そして着地バーンと K点等ジャンプコース全景が見下ろせます。まさしく空を飛ぶ選手の勇気は素晴らしいと 思いました。次回の冬季オリンピックからはきっと競技の見方が変わるでしょう、順位はいくら 下でも飛ぶことだけで素晴らしいと。

サッポロラーメン 札幌へ来たらやはりお昼はラーメン。「すみれ札幌本店」の電話番号でカーナビ 設定。近くまでは行くがどうしても見つからない、ママナビがたむろしていた若者に聞く、 直ぐに教えて くれ到着。みそラーメンで遅いランチ、創業昭和39年というから伝統の味を守り続けて42年、創業者の心が伝わるみそラーメンでした。

赤れんが庁舎 ラーメンの後はホテルへ戻って地下の駐車場へVOXYを入れる。 休憩後、歩きでの観光へ。最初は北海道大学の植物園、閉園が4時とあって明日へ変更。次は、重要文化財の北海道庁旧本庁舎である通称「赤れんが庁舎」へ。赤レンガが樹木の緑や花によく映えて美しい姿を見せています。1階正面ホールの階段、歴代知事の写真が掛けられた執務室など、どれも明治時代に北海道の中枢として行政を執り行った場所としての格調の高さを感じるものでした。

時計台 昔も見たが、あらためて札幌のシンボル的存在である時計台を見るべく歩く。1881年に設置されたというから125年間時を刻んできたわけです、これからまた何百年も 平和な時を告げ続けて欲しいと思いながら記念写真を撮りました。

大通り公園 大通り公園ではちょうど花フェスタ2006を開催中。テレビ塔からずうっと きれいにアレンジされたスポンサー付花壇が続く。大都市の中心にある道路にはさまれた 大きな公園、札幌の都市設計はこの大通り公園が中心になっているし、なんと言っても 市民の憩いの場所が中心地にあるのは素晴らしいことです。

札幌ビール園 花の大通り公園からタクシーで札幌ビール園へ、札幌へ来たら やっぱりサッポロビールです。ここ札幌ビール園は現在4つのレストランで営業、迷わず目的の ジンギスカンホールへ。受付して待つこと40分、ホールに案内される。ビール園を代表する大スケールの ジンギスカンホール、ビヤホールはどこでもそうですが、ワンワンと活気があり豪快に飲み干したくなる 雰囲気があります。生ラムジンギスカンと牛ロース、野菜にサラダ、もちろん生ビール、「中ジョキー」を注文したら ボーイさんがお隣のテーブルを指差し「あれが中です」という、良く見たら通常「大」と言ってる大きさでした。迷わず「小ジョキー」に変更してもらう。「北海道の旅に乾杯!」。 生ビールとジンギスカンの夕食に大満足、タクシーでホテルへ。
残り2日の北海道、明日は小樽、函館です。