2007年3月14日水曜日

蒼き狼 地果て海尽きるまで

朝青龍が連敗で始まったとはいえ、今やモンゴルに乗っ取られそうな日本の国技大相撲ですが、今各地で上映中の映画「蒼き狼 地果て海尽きるまで」は約800年前、モンゴルを統一し大モンゴル帝国を築いた英雄チンギス・ハーンの物語です。
映画では、舞台であるモンゴルの大草原はじめ、2万数千人のエキストラを使ったシーンなど見ごたえのあるシーンも数々ありましたが、映画を観る前にアクセスしたこの映画の公式サイトで知ったチンギス・ハーンの人物像、大モンゴル帝国の広大さなど知らないことばかりでした。
西は現在のイラク、シリア、トルコの一部など黒海まで及び南はヒマラヤ山脈,北はバイカル湖までというユーラシア大陸の大半が一時期とはいえ支配下に置かれたことはすごいことです。
中国の万里の長城は何回か行ったことがあり、この城壁の内側からの視点で歴史に思いをはせた記憶はありますが、城壁に向かって攻めた、外側であるモンゴルサイドの歴史の一部は興味あるものでした。