今日は、ニセコアンヌプリの北東斜面中腹にある高層湿原の鏡沼へ行きました。
冬は通行止めになる道道58号線、鏡沼入口と標識がある道脇に車を停めて山の中へと入ります。
1.6kmの山道はアップダウンあり沢ありの登山道そのものでした。ヒグマの出没情報はないものの、ストックに熊避け鈴をつけて遭遇しないことを願いながら、熊笹の茂る山道、エゾアジサイやエゾオヤマリンドウなどが時々きれいな花を見せてくれる中40分程歩きました。
そうして目の前に現れた鏡沼はニセコアンヌプリを沼面に映し文字通り鏡のような静かな水面を広げていました。
水面にはオニヤンマや小さなトンボがトンボ天国のように飛び交っていました。
もうナナカマドは色づいてますし、9月に入れば秋が駆け足でやってくる鏡沼ですが今日は訪れている人もなく(本当は二人だけでは山道少々不安だし何人かは来てるだろうと期待してたのですが....)二人で静かな鏡沼を楽しみました。
鏡沼探索を終えて、先日霧の中行った五色温泉が道道58号線なのでそのまま進んでもう一度行ってみました。
今日は反対側のニセコ山の家(旧国鉄ニセコ山の家)の温泉へ入りランチをしました。
硫黄の匂いが漂う乳白色の温泉は源泉かけ流し、この時間日帰り温泉客もなく専用露天風呂でした。
近くに歩道が整備された高山植物のお花畑があったので食後の散策をしたり、ニセコ長期滞在ならではの一日でした。