室生寺にも近い昨晩の旅籠屋を出発して20分ぐらいで朝一番の室生寺に着きました。
紅葉に囲まれた静かな佇まいの室生寺は雪景色の五重塔が印象深く期待のお寺さんでしたがその期待通りでした。
川の名前はわかりませんが清流にかけられた太鼓橋を渡り表門、赤門と入っていくと本堂や金堂などが配置されていてさらに奥の院の手前には国宝にもなっている五重塔がありました。
奥深い山と渓谷に囲まれたこの室生寺は女人高野といわれるそうで女人の参詣禁止だった高野山に対し女人の参詣を許したことでも有名です。
そして次に行ったのは長谷寺です。ここも紅葉は素晴らしかったですが、全体にしっとりとした静けさは感じられず自分好みではありませんでした。
やはり寺は寄進も少なく少し傾きそうなぐらいの古さがあるものに寺の良さを感じます。
長谷寺参詣を終えて門前町にあった蕎麦やで三輪そうめんをたべてから、予定外だった聖林寺へ寄りました。
S氏からのメールで近くに南天がきれいないいお寺があると紹介されたので急遽場所を調べて寄ってみたものです。
確かに小さなお寺ですが境内に南天が沢山あり真っ赤な実をつけていましたし、こんな小さな寺に国宝の十一面観音が安置されているのには驚きました。
S氏からのメールで近くに南天がきれいないいお寺があると紹介されたので急遽場所を調べて寄ってみたものです。
確かに小さなお寺ですが境内に南天が沢山あり真っ赤な実をつけていましたし、こんな小さな寺に国宝の十一面観音が安置されているのには驚きました。
そして次の予定地談山神社の紅葉を見てから明日香村へと走りました。
明日香村にある高松塚壁画そのものは現在保存のために一般公開はされてませんが、復元された壁画が「高松塚壁画館」で見られるのです。
高松塚古墳が開けられて、研究段階でこの壁画にかびが発生したりして文化庁の扱いが問題になりましたが、ここの復元壁画で発掘当時の美しい色調などを見ることが出来ました。
壁画から奈良時代の様子がなんとなく想像されて奈良への興味が一層大きくなったところで今日の宿橿原ロイヤルホテルへと向ったのです。