作者不明という詩「a thousand winds」は、新井満が「千の風になって」という題の日本語詩にしていますが、本は2003年に講談社から出版されています。
千の風になって
私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています
秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る
私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています
千の風に 千の風になって
あの 大きな空を 吹きわたっています
あの 大きな空を 吹きわたっています
私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています
秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る
私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています
千の風に 千の風になって
あの 大きな空を 吹きわたっています
あの 大きな空を 吹きわたっています
年末のNHK紅白は見ませんでしたが、秋川雅史がこれを歌ったそうです。この詩を知ったのはその後ですが、既に作者不明のこの詩は広く知れ渡っているようです。一昨日図書館で本を借りてきてこの詩のことについて読んでみました。新井満の推理では、原詩が英語で書かれているからネイティブ・アメリカンと考えるのが妥当ではないかというのです。ネイティブ・アメリカンといえばインディアン、でも彼らは英語を話し英語を書いていたの? 疑問が沸きますが、作者はともかくこのような素晴らしい詩を知ったことをうれしく思いました。