2006年11月3日金曜日

もず

家の中でストレッチと腰痛予防体操をして二人でテニスへ出かけたのは10時過ぎです。秋晴れのテニス日和とあって千葉市内在住の2名を入れて15名も集まってのテニスになりました。出足は遅くなりましたがそれでも1時まで、いい運動でした。
遅いランチを始める頃、ふと窓から庭を見ると、見知らぬ野鳥がシラカバの枝で尾羽を上下に動かしています。茶色で可愛らしい小鳥なのでなんという鳥なのか早速PCの電源を入れて野鳥図鑑から探し始めましたがなかなかそれらしき写真が出て来ません。もう一度外を見るともう一羽いるではありませんか、こちらはクロモジのてっぺんにとまっています。これを一目見て「もず」であることが分かりました。そうです、最初に見たのは「もずの雌」で、二羽目は「もずの雄」なのです。雌は分かりませんでしたが、「雄のもず」は頭の上が茶褐色、目の下に黒い線があって、全体に気位の高い雰囲気を持っているので良く識別出来ます。冬になると毎日木に下げた鳥かごの中にミカンを置きメジロが何羽かミカンを食べにやって来るのを楽しみにしていますが、「もず」を見るのは初めてです。しばらく観察していましたが、雌はその後もしばらく遊んでいました。「もず」は一夫一妻で主に肉食です。昆虫やミミズ、カエルやヘビ、ネズミなどを食べますが、捕獲した餌さを木の枝の先に刺しておいたりする習性があります。今日は庭に何か虫でも見つけたのでしょうか、これから毎日来てくれるといいですが、気まぐれな「もず夫婦」だったかも知れません。田舎暮らしの楽しいひとときでした