本場山形ではすでに10月20日頃収穫のピークを終えているようで、読売新聞によれば、食用菊の生産量は1260トンで山形県が全国一だそうです。
「もってのほか」は赤紫色をしていて、花びらは筒状に丸まった管弁、シャキシャキとした歯ごたえ、ほろ苦い中に甘みもあって黄色の食用菊とは比較にならない美味しさです。我家の
「もってのほか」はようやく今が食べ頃、所沢市にお住まいのK氏に苗を頂いたのは4、5年前ですが、当時はプランターで栽培していました。ここに移転してから地植えにしました。毎年この時期食卓に色を添えてくれます。きっと今頃K氏はご自分の畑の「もってのほか」で晩酌をお楽しみのことと思います。
名前がおもしろいのですが、なんでも「皇室の紋章を食べるなんて...もってのほか」とか、「思いのほかおいしい」などからの転化ではないかといわれています。ともあれ、
美味しいことはいいことです。