時折雨の降る生憎の天気でスタートした3日目は「有田」「伊万里」「鍋島」と焼き物めぐりの日です。3日に予定している唐津焼もあり、佐賀と言えばやはり焼物でしょうが、高価だし買い物の予定はまったくなく見るだけです。
有田では宮内庁御用達の「深川製磁本店」で飾られている素晴らしい陶磁器を見た後、有田の町中を抜けて有田町歴史民俗資料館まで行ってみました。雨もあって他に来館者もない中二人でゆっくり有田の歴史を勉強出来た?ような気がしました。
そして有田から伊万里へ移動。
伊万里・有田焼伝統産業会館と伊万里鍋島焼会館2か所で素晴らしい焼物を見てから、観光案内所のボランティア女性の案内で、陶板で造られた案内板にある30の窯元が集まっているこの伊万里大川内山地区を抜けて鍋島藩窯跡のある公園入口まで一周してきました。
鍋島藩御用窯で将軍家含め進物用や藩主用に焼いたのが鍋島焼きで市販はされなかったことも今回知りました。
その伝統を受け継いだのが伊万里焼き、そして写真の相生橋がある伊万里津から積み出されたそうです。その当時の焼物を称して古伊万里と言うことも勉強した今回です。
この相生橋の側に佐賀銀行伊万里支店があって、その壁面に大きなからくり時計が設置されています。毎時間、伊万里津から焼物が積み出される様子を船と人夫を動かして見せてくれます。
遅いランチをした伊万里駅前のレストランに車を置いて、歩いて5,6分のところでしたが、3時になるまで10分程雨の中からくり時計の前で動くのを待ちました。
有田 伊万里 鍋島と焼物づくしの日でしたが、この後2連泊予定の唐津市の波戸岬まで国道204号を走った3日目でした。