唐津市内のホテルは1年前から旅行会社が抑えてしまうのか予約が難しく、昨日は40分程離れた呼子の国民宿舎に連泊しました。

今朝は朝食せずに7時に宿を出て唐津駅前にある「ふるさと館アルピノ」の駐車場に車を入れました。歩いて10分程の唐津神社前にはまだ8時なのに各町内会の曳山14台がズラリと並んで9時半のスタート準備が整っていました。

9時には唐津神社で安全祈願があって9時半1番曳山から順に今日の巡行コースへ出て行きますが、2本の長い綱を町内会毎の法被を着た小学生、中学生、高校生や大人の曳子達が笛、鉦、太鼓の囃子にのって駆けるように町中を曳いて行く姿は迫力があり、祭り好きには血湧き肉躍る日なのだろうと思いました。沿道は写真撮影もなかなか出来ないほど人人人で一杯です。
曳山の一番人気は5番曳山の鯛で、スタート前高校生に「君たちのはどの曳山?」と聞いたら誇らしげに「魚」と答えていたのが印象的でした。
各地多種多彩なお祭りがある日本ですが、曳山の綱がまだ握れない幼稚園児は曳山の上に身を寄せ合って乗っているのなどもあって、こうして祭りの文化が伝承されていくんだと思いながら文化の日佐賀県唐津で楽しんだ唐津くんちでした。
