2014年11月2日日曜日

佐賀の旅 4日目

2連泊する国民宿舎波戸岬はイカの活き造りで有名な呼子の玄界灘を望む岬の先端にあって全室オーシャンビューの景色のいいところでした。

今日の天気は午後雨マークがあるので、朝一番で遊覧船イカ丸で玄武岩の断崖に七つ並んだ洞窟観光です。七つの洞窟共柱状節理がはっきり分かる洞窟でしたが、潮位がもう少し低ければ遊覧船は洞窟に入っていくのでもっと見応えがあったはずです。


遊覧船の次は呼子の朝市見物です。
100年余り続いているそうで200mぐらいのところに40店ぐらいが毎日並ぶようです。さざえやイカも安くても買って帰るわけにもいかず見るだけでした。

漁港にはずらっとイカ釣り船が並んでいるし、呼子の町中を走るとイカの活き造りの店があちこち沢山ありイカで有名なのが実感出来ます。

朝市の後は呼子の対岸にある加部島へ呼子大橋を渡ります。全長728mのこの橋は加部島の風の見える丘公園からの眺めが素晴らしかったです。

この公園からさらに島の奥へ進むと、小さな灯台の周りに牛が放牧されている杉之原展望台があり青い海と草原ののどかな光景が広がっていました。

今日の予定最後は、豊臣秀吉が朝鮮への出兵の拠点とした名護屋城跡です。
城は残っていませんが、大規模な城だったことが分かる広大なエリアでした。

雨が心配だったのでオリックスレンタカーで借りておいたビニール傘を持って散策にスタートしましたが、突然激しく降り出して止む無く中止、順路としては 大手口-東出丸-三の丸-本丸大手門-本丸-天守台となっていましたが東出丸で戻って来ました。

予定より早く名護屋城跡に隣接して建てられている佐賀県立名博物館へ行くことになりましたが、数々の文献や展示品でこの朝鮮出兵の全貌が分かり易く解説されていました。

行く前はこんなに大規模な博物館だとは思いませんでしたが、その規模と内容からも朝鮮出兵が如何に大規模だったかが容易に想像出来る博物館でした。

名護屋城を中心として各藩が陣屋を構えたその数もものすごく、14万の兵が朝鮮へ送られたそうですが当時は大阪 京都 堺に匹敵する大都市になっていたようです。

NHKの大河ドラマ軍師官兵衛が丁度朝鮮出兵のあたりを放送中ということもあってか博物館も大勢の人が訪れていました。

雨も小降りになった帰り道、国民宿舎の側に15店ほどが長屋状態で店を出している「サザエのつぼ焼き」へ寄りました。
ここで採れるサザエで安いし呼子では有名なところだそうで沢山の車が来ていてどの店もお客がいっぱいでした。

そんな4日目も宿泊は同じ国民宿舎波戸岬、今夜もイカの活き造りが楽しめました。