昨日の桂離宮に続いて今日は修学院離宮の参観です。
この離宮の歴史も古く、1655年〜1656年にかけて後水尾上皇によって山荘として最初の造営工事が起されたとあります。
比叡山の麓、54万5千平方メートルを超える広大な敷地に上離宮 中離宮 下離宮の3つの離宮で構成されています。
自然の起伏があってその景観も素晴らしく池を中心に回遊式庭園になっていて茶室や客殿などの数寄屋風の建物が配され、その昔の雅な生活が説明員の解説から伺われました。
参観は3kmぐらいの距離を35人の参観者限定で1時間半かけて説明員の話を聞きながら美しい庭園を見て周りました。
ここも桂離宮同様皇室用財産として宮内庁の管理になっていて、桂離宮ほど厳しくはありませんでしたが皇宮警察が警備をしていました。
最後に首から下げていた参観者管理IDを返却して参観者出入り口から出てきました。
観光地とはまったく違う桂離宮と修学院離宮の参観2日間は、素晴らしい思い出になってこの先も残ることと思います。
今朝は京阪鴨東線で出町柳駅まで来て叡山電車に乗り換え修学院駅まで来ましたが、そこからは市バスの路線が無いので修学院離宮までタクシーのお世話になりました。
帰路も修学院離宮から修学院駅までタクシーに乗せてもらいました。
次の予定は世界遺産になっている下賀茂神社です。
叡山電車で修学院駅から出町柳駅まで戻り駅前から歩いて下賀茂神社へ。
20年に一度の式年遷宮を迎えた京都屈指の古社で、大きな鳥居から先に大古の原生林・糺(ただす)の森が広がっています。
参道は京都の葵祭の時行列の通り道になるところだそうです。今日は日が良いのか結婚式が2組あって着物姿の花嫁を見ることも出来ました。
4日目も無事に終わり、明日は金閣寺-龍安寺-仁和寺の予定です。