2014年11月30日日曜日

出張美術館 in 多古

昨日は雨で出来なかったテニス、今日は午後1時までたっぷりやれました。

何時もならこれで家へ帰って昼食ですが、今日は時々行く「道の駅多古」のある多古町が、町村合併60周年記念事業として29日(土)と30日(日)の2日間だけ開催した「出張美術館 in 多古」へ二人で行って来ました。

道の駅多古でランチと食糧などの買い物をした後、開催されている多古町コミュニティプラザへ行くと広い駐車場はほぼ一杯でした。
十三代中里太郎衛門の唐津焼

ルノアールの少女像
この美術展は神奈川県湯河原町にある「人間国宝美術館」と神奈川県真鶴町にある「真鶴アートミュージアム」の100点余りの作品を紹介するものですが、何人かの学芸員が説明してくれるので鑑賞ポイントなども分かり易い美術展でした。

ピカソ、ルノワール、ガレなどの西洋の絵画、伊東深水や平山郁夫などの日本画に彫刻や焼物などいわゆる人間国宝が制作した工芸品もありました。

先日行ってきたばかりの唐津の中里太郎衛門の唐津焼きもあって一気に身近に感じられた無料の美術展でした。

2014年11月28日金曜日

懐かしい人達との飲み会

今日は造園科の定例飲み会を断って、桜木町での懐かしい人達との飲み会へ行ってきました。

9月下旬、突然入ってきた昔一緒に仕事をした人からのメールで参加した今日の飲み会です。

誰が来るのかは会が始まってみないと分からないのは造園科の飲み会と同じでした。

JR桜木町の駅前にある居酒屋「一ノ蔵」に集まったのは、昔一緒に仕事をした人や関連の仕事をしていた人などOBや現役含め18名にもなりました。

ほとんど14年振りの再会とは云え、皆さんその昔の面影どおりで元気に過ごしておられる様子を確認出来て遠路行った甲斐がありました。

特に、昔自分の部門で仕事をしてくれていた今も現役の女性や男性が、困難な会社の現状にもめげず明るく元気に頑張っている様子を直接聞けたのはとても感慨深いことでした。

年齢的に最後の再会の機会と思った訳でもありませんが、今年2つ目の懐かしい人達との再会は14年の空白を埋めるには短かったあっと言う間の3時間でした。

2014年11月27日木曜日

ドウダンツツジの紅葉

ドウダンツツジの紅葉がきれいです。

このところの急な冷え込みでドウダンツツジの紅葉が一気に進みました。
ドウダンツツジの次はグラディエーションが始まったイロハモミジが紅葉すれば、我が家の全ての紅葉が終わり今年も本格的な冬を迎えることになるのです。

その前の12月にはすべての落葉樹の剪定作業を終える予定ですが、特に上に伸び過ぎず、横に広がり過ぎないように剪定するのが腕の見せ所となる訳ですが、なかなか思うようには出来ていません。
ドウダンツツジの玉も大きくならないように、落葉したら枯れない程度に刈込みしますが、それでも年々少しづつ大きくなっています。

小春日和になった今日は既に紅葉が終わり落葉したベニカエデとジューンベリーの剪定作業をしました。

まだカツラやシマトネリコそれにモミジなど大物が残っていて頑張らなければならない秋の剪定作業です。

2014年11月25日火曜日

今年もインフルエンザ予防接種

Google画像より
真冬を思わせる寒い雨の中、今年も二人でインフルエンザ予防接種をしてきました。

近くのクリニックでの予約がたまたま去年と同じ11月25日になった今年の予防接種でしたが、高齢者の増加と共に予防接種に来ている人も多くなってきたような気がします。

千葉県でも、インフルエンザ予防推進にゆるキャラのチーバ君も登場させたりしていますが、大流行などが無い冬であって欲しいものです。

この予防接種で健康管理に関する今年の予定事項は全て終わりましたが、市の健康診断結果の数値もほとんどがA判定だし今のところ特別な問題なく終われそうな2014年です。

2014年11月22日土曜日

寂しいテニス

10月11月と体調も良く旅行の期間を除いて毎週やってるテニスですが、今日は隣町のオムニコートで寂しいテニスでした。

ネットは一面しか張られてなく、紅葉のいい季節だし3連休でお出かけした人もいるのか我々二人が行っても7人にしかなりませんでした。

今年は、夏も秋も大会はなく、年末も忘年会だけで大会は企画されていないのです。
故障や都合で一人欠け二人欠けだんだん減ってきた会員ですが現在常連メンバーは12、3名になってしまいました。

錦織効果で子供たちは増えているそうですが、中高年では今から始めようという人もいないのでしょう高齢化と共に減る一方のようで、世の中の趨勢がここ田舎の同好会にも当てはまるようです。

7人が途中から2人帰り後半5人になってしまった寂しいテニスでしたが、久しぶりに半袖シャツになるほど暑くびっしょり汗をかいたテニスを1時半まで頑張った土曜日でした。

2014年11月20日木曜日

富士河口湖紅葉まつり

11月1日〜11月24日まで開催されている富士河口湖紅葉まつりへ行って来ました。

何時もならそろそろ起き出す午前8時、今日は河口湖大橋を渡っていました。
地元商店会のテント出店がそろそろ開店準備が終わろうかという早朝、メイン会場になっている「もみじ回廊」はまだ訪れている人も少なく、ゆっくりのんびり二人で紅葉見物が出来ました。

このもみじ回廊と呼ばれる場所は現在水が流れてない川をはさんで左右の土手に紅葉があってどれも100年は超えてるだろうと思われる大木でした。
紅葉全体はピークを過ぎているとは言え、河口湖畔のもみじも沢山あるしこの3連休も大勢の人で賑わうことでしょう。

もみじ回廊での紅葉見物を終え、時間も早いし近くにある「オルゴールの森」へ行きました。
ここが予想外に楽しめたところでした。

「小さなヨーロッパ〜オルゴールの森〜」とパンフレットに書かれてあるように池を囲んで上手に雰囲気が造られていました。

からくり人形が時を告げる小規模な噴水ショーがあったり、世界最大のダンスオルガンによるコンサートがあったり、自動演奏楽器とオペラ歌手の共演があったり、世界的にも貴重な自動演奏楽器の紹介もありました。
良くこれだけの古いオルゴールや自動演奏楽器を集めたと思うほど素晴らしいものが飾ってあり、どんな収集家が集めたものなのか興味をそそりました。

その中にTAITANIC MODELと表示された自動演奏楽器があったので、説明者に聞いたところ、あの豪華客船タイタニック号に搭載予定だったものが何かの都合で載らずに残ったものだとの説明がありました。
ローズガーデンでは秋バラが美しく咲いていたし、園内の紅葉もきれいでした。
唯一残念だったのは、「感動テラス」という場所があって晴れていれば庭園の向こうに見えるきれいな富士山が今日は見えなかったことです。

午前中は少し青空ものぞいていた河口湖の天気でしたが、昼頃から曇ってきて、この後山中湖に近い「忍野八海」へ行く頃には外気温3度、雨がみぞれに変わった寒い天気になりました。

世界文化遺産になった富士山の構成資産として位置づけられた「忍野八海」は、富士山からの伏流水に水源がある湧き水の8つの池で小さなエリアに集まっていました。

傘を差しながら大勢賑やかに来ていたのは中国人の団体観光客で日本人はほとんど見かけませんでした。
お釜池 底抜池 銚子池 湧池 濁池 鏡池 菖蒲池の7つは見て回りましたが8つ目の出口池だけは少し離れていて往復30分かかるというので寒いしあきらめました。
富士山の雪解け水が何十年もかかってここに湧き出す神秘の湧き水が、今こうして海外からまで見に来るような観光資源にもなったのも、みぞれ降る寒い池の中に入り、増えた水草を取り除く作業をしている人がいましたが、このような地元の地味な維持活動があったからでしょう。

思いがけず寒い紅葉まつりの河口湖でしたが、早起きした甲斐のある一日でした。

2014年11月19日水曜日

エンジンチェンソー

Amazonでエンジンチェンソーの替えチェーンを注文しました。

昨日火曜日、頼まれていた近くに住む義姉の息子の家の大きくなったカイズカイブキ6本を倒しに行きました。

エンジンチェンソーがあるから1時間もあれば大丈夫と引き受けていたものの、いざ始めてみると大きなエンジン音を立てながらチェーンは回転しているのに一向に切れず、剪定ノコギリで切った方が余程早いと思うほど直径12cmほどの幹を切るのに時間がかかりました。

挙句の果てにチェーンが外れてしまったので、早々とチェーンソーを諦め全て剪定ノコギリでの伐採作業になってしまいました。
倒してから幹を短く切ったり枝を落したり.....チェーンソーなら1時間もあれば終わっているはずだったのに想定外の作業にすっかり疲れた昨日のカイズカイブキでした。

植木の仕事も、右手中指の腱鞘炎手術で廃業してから既に7年、この間使ったことのないチェーンソーだったので、前日にチェーンソーオイルを充填し、混合ガソリンを入れ、エンジン始動まではやってみたのですがチェーンの刃の摩耗が進んでいたことまでは分かりませんでした。

今日はカバーを外し木くずとオイルで汚れた部分をきれいに掃除し、替えチェーンの品番を確かめ再度チェーンを装填してエンジンを始動させてみて、替えチェーンを購入したら自分で取り付け出来るか確認してみました。
チェーンの取り付けと調整も無事に出来たので、先ほどAmazonで探して替えチェーンを注文したところです。

なにしろ我が家の庭木もwifeが大きなハゼを1本倒したいと言ってるので又チェーンソーの出番があるのです。

2014年11月17日月曜日

運転免許証更新

成田警察書(Googleの画像)
更新手続き中だった運転免許証を成田警察署で受領してきました。

今回から高齢者講習が義務付けられる年齢になったこともあり優良運転者ですが有効期間は3年と短くなっています。
3年後にもう更新手続きが必要になるのは面倒ですが更新しない訳にはいきません。

今回から裏面には臓器提供に関する意思表示が出来るようになっていたので早速提供するところに○をして署名しましたが年齢を知れば受け取る人はいないかも知れません。

表面の写真はwifeに撮ってもらった自分のデジカメ写真をトリミングして3 x 2.4に切断したものを持参しましたがそのまま使用出来ました。

千葉県は交通事故による死亡が全国ワースト7位だと警察署内の交通事故数表示板に書かれているのを見て、事故だけは起こさないように安全運転を第一に3年後に又更新出来るようにしたいと思いながら新しい運転免許証で運転して帰宅した11月17日月曜日です。


2014年11月14日金曜日

今年もシクラメン

今年もシクラメンが飾られました。

誕生日になった今日シクラメンが飾られて一挙に部屋が華やかになりました。
長い冬の間、一鉢のこのシクラメンが毎日華やいだ気分と元気をくれます。
「芳香タイプ ファルバラローズ」とタグに書かれていて、鼻を近づけなければわかりませんがわずかに香りはあります。

この花の場合香りはなくても長期間次から次へと花を開かせてくれるだけで十分です。

これから水遣りを忘れないように水を入れるペットボトルも側に置きましたし、ガラス越しの日当たりの良い場所がこの花はお好みのようですから、2階のこの場所は理想だろうと思います。

長い冬だけでなく春まで頑張ってくれることと思いますが水遣りも頑張りましょう。

2014年11月10日月曜日

皇居前


秋晴れになった月曜日、友人と3人で新丸ビルの7階ソバキチで久しぶりに飲みながら歓談した後皇居前まで散策しました。

東京駅から皇居に向かう都道404号線である行幸通りは中央車線が2010年4月から歩道兼馬車道として交通開放されていて、日本の中心に相応しい美しい景観になっていました。

電線の地下ケーブル化が先進国では一番遅れている日本ですが、それでも丸の内は全て地下に入っているのでビル街はすっきりしていて美しい町並みが広がっていました。

新しいパレスホテル東京
行幸通り左側の日本郵船ビルも、右側の東京海上ビルも新しいし、建て替え中だったパレスホテル東京も新しくきれいになっていたし、一体何十年振りになるのか分かりませんが、丸の内から皇居への一帯は品のある変貌を遂げていました。

きれいな青空にマツと芝生が広がる皇居前広場では、折しも文部科学省の表示をつけた大型バス5台で秋の叙勲の方々が皇居に入って行くところなども見ましたが、今や日本人の観光客より外国人観光客の方が多いのではと感じました。

秋空の下、久しぶりの友人と久しぶりの皇居前という二つの久しぶりの一日でした。


2014年11月5日水曜日

佐賀の旅 終わり

今日は千葉へ帰ります。

駆け足のような旅とはいえ、日本の近代化と佐賀のかかわりなど歴史にもふれ、あらためて佐賀を知った6日間でした。

毎日計画通り周ることも出来、ハプニングもなく、安全運転で事故なく終えることが出来た佐賀の旅です。

最後は博多で泊まったルートインン博多南をチェックアウトして福岡空港第一ターミナル前のオリックスレンタカーに車を戻したのは9時25分、約束時間5分前でした。

走行距離579km 使用ガソリン25.8L 1リットルで22.45kmを走ってくれたスズキのワゴンRはとても経済的でした。

往復ともほぼ満席のジェットスターでしたが、成田でこんな掲示があり搭乗者が600万人を超えたことを知りました。

空港への送り迎えをしてくれた義姉に感謝しながら自宅へ戻った7日目11月5日でした。

お疲れ様でした。

2014年11月4日火曜日

佐賀の旅 6日目

佐賀の旅も6日目になりました。

昨日は佐賀県唐津から足を延ばして福岡の門司港までやってきて、門司港レトロの中心にある門司港ホテルに泊まりました。

門司港に面して明治の由緒ある建築物が保存されている地区ですが、今朝はチェックアウト前に散策してみました。

13か所ほどあるレトロな施設で気になったのは旧大阪商船 旧門司税関 旧門司三井倶楽部などですが、三井物産が迎賓館として建築したこの旧門司三井倶楽部には1922年にアインシュタイン夫妻が5日間宿泊したフロアーがベッドルームも含め当時のままの状態で維持されていました。
門司港ホテルをチェックアウトし、関門海峡の海底を歩いて渡れる関門トンネル人道入口を探して関門海峡の見えるところまで行ってみました。

現在、高速道路には吊り橋の関門橋があり、一般道である国道2号線には昔からの海底を通る関門トンネルがあります。

この関門トンネルの自動車道の下の部分に人や自転車が通れる人道があることを知ったので今回海底を歩いて下関へ行ってみようと計画に入れてきました。

人道入口からエレベーターで下がること50m、日本海と太平洋をつなぐこの関門海峡は狭く関門トンネル人道は長さ755mほぼ真ん中に福岡県と山口県の県境があります。

ゆっくり歩いて15分ぐらい、山口県側でランチをして又福岡県側まで関門海峡の海底を歩いて戻って来ました。

換気設備もしっかりしているし、夏冬あまり温度差はないそうで毎日歩いてジョギング往復する人や仕事で渡る人も人は無料、自転車やバイクは押して歩かなければなりませんが片道20円でお金を投入する箱が山口県側に置いてありました。

関門トンネル人道という海底を歩く体験を終えて、九州自動車道門司ICから今日の宿博多へ向かった6日目でした。

2014年11月3日月曜日

佐賀の旅 5日目

気持ちのいい青空が広がった今日11月3日は、唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」が3日間で一番盛り上がりを見せる2日目「御旅所神幸」の日です。

唐津市内のホテルは1年前から旅行会社が抑えてしまうのか予約が難しく、昨日は40分程離れた呼子の国民宿舎に連泊しました。

今朝は朝食せずに7時に宿を出て唐津駅前にある「ふるさと館アルピノ」の駐車場に車を入れました。
歩いて10分程の唐津神社前にはまだ8時なのに各町内会の曳山14台がズラリと並んで9時半のスタート準備が整っていました。

9時には唐津神社で安全祈願があって9時半1番曳山から順に今日の巡行コースへ出て行きますが、2本の長い綱を町内会毎の法被を着た小学生、中学生、高校生や大人の曳子達が笛、鉦、太鼓の囃子にのって駆けるように町中を曳いて行く姿は迫力があり、祭り好きには血湧き肉躍る日なのだろうと思いました。

沿道は写真撮影もなかなか出来ないほど人人人で一杯です。
曳山の一番人気は5番曳山ので、スタート前高校生に「君たちのはどの曳山?」と聞いたら誇らしげに「魚」と答えていたのが印象的でした。

各地多種多彩なお祭りがある日本ですが、曳山の綱がまだ握れない幼稚園児は曳山の上に身を寄せ合って乗っているのなどもあって、こうして祭りの文化が伝承されていくんだと思いながら文化の日佐賀県唐津で楽しんだ唐津くんちでした。

佐賀の旅 5日目

大正13年までの登り窯
現在使用中の登り窯
唐津くんちの後、唐津駅から直ぐのところにある中里太郎右衛門陶房へ唐津焼を見に行きました。

唐津藩の御用窯だったこの陶房には大正13年(1924年)まで使われた登り窯(写真左)が残っています。現在は国指定史跡になっているそうです。

陶房内には芸術品のような唐津焼が陳列されていましたが、天皇皇后両陛下に唐津焼のご説明をしている写真なども飾ってあって400年の歴史を誇る由緒ある窯元であることが伺えました。

 唐津焼の後は唐津城です。
石垣の修理中できれいな全景を写真に残すことが出来ませんでしたが唐津湾を望む景色はきれいでした。

唐津くんちを見物した後の人でしょうか駐車場は満車で10分ほど並びましたが駐車場へ入るのに並んだのは記憶にないぐらい随分久しぶりです。

そして今日の予定最後は虹ノ松原です。
唐津城を出ると直ぐ唐津湾に沿うように広がる全長5km幅1kmのクロマツの林で、三保の松原、気比の松原と共に日本三大松原で国の特別名勝になっているそうです。

このきれいに管理されたクロマツ林の中を抜けて西九州自動車道-九州自動車道を経て今日の宿門司港ホテルへと向かった佐賀の旅5日目でした。

2014年11月2日日曜日

佐賀の旅 4日目

2連泊する国民宿舎波戸岬はイカの活き造りで有名な呼子の玄界灘を望む岬の先端にあって全室オーシャンビューの景色のいいところでした。

今日の天気は午後雨マークがあるので、朝一番で遊覧船イカ丸で玄武岩の断崖に七つ並んだ洞窟観光です。七つの洞窟共柱状節理がはっきり分かる洞窟でしたが、潮位がもう少し低ければ遊覧船は洞窟に入っていくのでもっと見応えがあったはずです。


遊覧船の次は呼子の朝市見物です。
100年余り続いているそうで200mぐらいのところに40店ぐらいが毎日並ぶようです。さざえやイカも安くても買って帰るわけにもいかず見るだけでした。

漁港にはずらっとイカ釣り船が並んでいるし、呼子の町中を走るとイカの活き造りの店があちこち沢山ありイカで有名なのが実感出来ます。

朝市の後は呼子の対岸にある加部島へ呼子大橋を渡ります。全長728mのこの橋は加部島の風の見える丘公園からの眺めが素晴らしかったです。

この公園からさらに島の奥へ進むと、小さな灯台の周りに牛が放牧されている杉之原展望台があり青い海と草原ののどかな光景が広がっていました。

今日の予定最後は、豊臣秀吉が朝鮮への出兵の拠点とした名護屋城跡です。
城は残っていませんが、大規模な城だったことが分かる広大なエリアでした。

雨が心配だったのでオリックスレンタカーで借りておいたビニール傘を持って散策にスタートしましたが、突然激しく降り出して止む無く中止、順路としては 大手口-東出丸-三の丸-本丸大手門-本丸-天守台となっていましたが東出丸で戻って来ました。

予定より早く名護屋城跡に隣接して建てられている佐賀県立名博物館へ行くことになりましたが、数々の文献や展示品でこの朝鮮出兵の全貌が分かり易く解説されていました。

行く前はこんなに大規模な博物館だとは思いませんでしたが、その規模と内容からも朝鮮出兵が如何に大規模だったかが容易に想像出来る博物館でした。

名護屋城を中心として各藩が陣屋を構えたその数もものすごく、14万の兵が朝鮮へ送られたそうですが当時は大阪 京都 堺に匹敵する大都市になっていたようです。

NHKの大河ドラマ軍師官兵衛が丁度朝鮮出兵のあたりを放送中ということもあってか博物館も大勢の人が訪れていました。

雨も小降りになった帰り道、国民宿舎の側に15店ほどが長屋状態で店を出している「サザエのつぼ焼き」へ寄りました。
ここで採れるサザエで安いし呼子では有名なところだそうで沢山の車が来ていてどの店もお客がいっぱいでした。

そんな4日目も宿泊は同じ国民宿舎波戸岬、今夜もイカの活き造りが楽しめました。



2014年11月1日土曜日

佐賀の旅 3日目

昨日の嬉野温泉は、日本三大美肌の湯(日本にあちこちありますが)だとか....でも確かにいい温泉でした。

時折雨の降る生憎の天気でスタートした3日目は「有田」「伊万里」「鍋島」と焼き物めぐりの日です。3日に予定している唐津焼もあり、佐賀と言えばやはり焼物でしょうが、高価だし買い物の予定はまったくなく見るだけです。

有田では宮内庁御用達の「深川製磁本店」で飾られている素晴らしい陶磁器を見た後、有田の町中を抜けて有田町歴史民俗資料館まで行ってみました。雨もあって他に来館者もない中二人でゆっくり有田の歴史を勉強出来た?ような気がしました。


そして有田から伊万里へ移動。

伊万里・有田焼伝統産業会館と伊万里鍋島焼会館2か所で素晴らしい焼物を見てから、観光案内所のボランティア女性の案内で、陶板で造られた案内板にある30の窯元が集まっているこの伊万里大川内山地区を抜けて鍋島藩窯跡のある公園入口まで一周してきました。

鍋島藩御用窯で将軍家含め進物用や藩主用に焼いたのが鍋島焼きで市販はされなかったことも今回知りました。

その伝統を受け継いだのが伊万里焼き、そして写真の相生橋がある伊万里津から積み出されたそうです。その当時の焼物を称して古伊万里と言うことも勉強した今回です。

この相生橋の側に佐賀銀行伊万里支店があって、その壁面に大きなからくり時計が設置されています。毎時間、伊万里津から焼物が積み出される様子を船と人夫を動かして見せてくれます。

遅いランチをした伊万里駅前のレストランに車を置いて、歩いて5,6分のところでしたが、3時になるまで10分程雨の中からくり時計の前で動くのを待ちました。

有田 伊万里 鍋島と焼物づくしの日でしたが、この後2連泊予定の唐津市の波戸岬まで国道204号を走った3日目でした。