2007年2月25日日曜日

庭木の移植

今日は今年一番の寒さとか、そんな日曜日ですが、今年の初仕事に千葉市まで出かけたのです。
スキーの時は暖かで、仕事の時は寒くて...天気はなかなか思うようになりません。
造園科時代のH先生のお手伝いは、例年夏に常緑樹中心の剪定、そして冬に落葉樹中心の剪定の2回ですが、今回は庭木の移植があってこの時期のお手伝いになったのです。小さな庭木の移植は簡単ですが、大きな庭木の移植作業はかなりの体力もいるし、やったことない仕事なのでどこまで出来るか不安もありましたが、そんなこと言ってられません、授業でも一、二度実習をやっているのですから...教えたよネ!の声が聞こえてきそうです。

今日はもう一人30期卒業生Aさんが手伝いに来ました。自分は大きなウメの移植準備です。根鉢の大きさを決めて周囲をスコップで掘っていきます。大きな穴の中で根鉢らしき形になったところで、H先生の指導をもらいながらAさんと二人で稲わらで作られたコモで巻き縄で巻きつける作業です。これがなかなか上手く巻けないのです。植木屋さんで販売されている植木はきれいに根が巻かれていますが、なかなかあのようにきれいに手際よくは行きません。それでもなんとか巻き終わったところで、次は穴の中から地上に持ち上げなければなりません。穴の周囲にパイプ3本でやぐらを組んで、それにチェーンブロックというものを吊り下げます。
これを使って吊り上げますが、簡単な道具ですが、多分200kgぐらいあるウメが根鉢ごと上がってきます。なんでも道具って素晴らしいですね。

こうして庭の別な場所へ移植させたウメが上手く根付いたかどうかは半年見守らなければならないでしょう。来年この時期きれいな花を咲かせてくれることを願いながら、次のモミジの移植に取り掛かったのです。
来週の土日もこの移植作業のお手伝いですが、筋肉疲労は回復してるかな?