今日はコンピュータ博物館(クリックすると見れます)のご紹介です。
日本のコンピュータの進化発展に大きな貢献があった技術や製品をweb上で展示しているのが、情報処理学会が2001年からスタートさせているこのコンピュータ博物館です。
2009年からは、今でも実際に保存されている貴重な日本製コンピュータは 「情報処理技術遺産」 、そして過去の貴重なコンピュータを収集している組織・施設を 「分散コンピュータ博物館」 として認定する制度も出来ているそうです。
今も情報処理学会でこの推進をしている兄が先日3月に発行された2015年度認定遺産を含め過去に認定されたものをまとめた新しいパンフレットをくれました。
今でこそ高性能なパソコンを誰でもが使用していますが、このパンフレットを見ると当時は100万円もしただろう初期のパソコンNECのPC-9801なども認定されているのを知りました。
自然や文化など多くのものが世界遺産として登録され大事にされる現代にあって、現代社会の脳ともいうべきコンピュータも古い物も保存することが大事とその意義を語っているページがあります。「コンピュータ博物館」で過去の技術を伝える意義とは(クリックすると見れます)
コンピュータが空気のように意識されなくなってきていますが、日本のコンピュータの開発とその進化に携わってきた先人達の一人として兄が今でもライフワークのように進めている仕事の一部をご紹介させて頂きました。