主屋 |
別邸と13000坪にもなる敷地が三菱から市に寄贈されて以来その整備を行ってきていましたが、ようやく限定的ですが応募した人100名を午前午後4回に分けて今日見学させてくれたものです。
この別邸は、昔の三菱財閥の今年生誕150年になる第三代岩崎久弥が過ごしたところで、大正末期から昭和期にかけての上流階級の生活様式も垣間見ることが出来る近代和風建築です。
当時は珍しかった水洗の洋式便座になっているそうですが、建物の中にはまだ入らせてもらえませんでした。
東屋 |
この場所は我が家からも歩いて20分ぐらいの近いところにあって引っ越してきた当時から、あの一角は三菱の土地だと聞かされていました。
手入れも何もされて無かったので、うっそうと茂った森の中に竹が増えて竹林と森が混在したような感じの所でした。
当然建物もその一部が少し見えた程度で、今日初めて主屋が150坪もある大きな近代和風の建物であることを知りました。
岩崎久弥が住んでいた頃は素晴らしい庭園があったようですが、現在当時の資料を基に同じ樹木を植えて再現する努力を始めているようです。
今日は市の教育委員会文化資源活用室の室長が、その歴史を解説しながら1時間説明してくれ、こんなに歴史的価値のある文化財が近くにあることをあらためて知った11月最後の日曜でした。