今週は落葉樹の剪定を始めています。
毎年ひと際きれいに紅葉するベニカエデですが、今年はどういう訳か紅葉する前に殆どの葉が散ってしまったのです。
わずかに下の方で残った紅葉を見ながら、何回か脚立に上がったり下りたり、遠くから眺めたり、角度を変えて眺めたりしながら、来年葉が茂った時の樹形をイメージして出来るだけ低く小さくなるように剪定しました。
仕事のようにある程度速さが求められる剪定作業ではないので楽しみながら出来るのがいい点です。
昔風に言えば 「隠居仕事」 と言ったところでしょうか。
今週はクロモジ、リキュウバイ、ジューンベリー、と比較的小さいのが終わりましたから、あとは大物のシマトネリコ、カツラそれにイロハモミジが残っています。
庭木の手入れも、刈り込み作業はあまり面白くありませんが、落葉樹の剪定は毎回楽しみです。
それにしても、造園科で学んだことが自分の庭でこんなに役立つとは当時は思いもしなかったことなのです。