2015年5月13日水曜日

座間味島へ

さぁ!ようやく座間味島へ行けます。

台風6号で足止めされた12日でしたが、今日は「フェリー座間味」も運行されました。
50分で行ける高速フェリーが、ドック入りで運航してない為、2時間かかっての座間味島行きです。

埠頭にはケラマビーチホテルの車が迎えに来てくれていました。
今日の予定は島めぐりだけですが、レンタカーする程の広さもないので、ホテルがやっている2時間観光での島めぐりです。
高月山展望台の眺望

小さな島ですが眺めのいいところが多く、5か所も展望台が設けられています。
中でも座間味の集落と港が一望出来る海抜137mの高月山展望台は、慶良間の海と島々も眺められるところですが、少し雲の多い今日の天気からはケラマブルーと称される海の色にはなっていませんでした。


島には鉄砲ユリとハイビスカスがあちらこちらに咲いていました。ハイビスカスは赤っぽい葉が混じっているのが原種だと説明され良く見ると確かに混じって咲いていました。(写真は原種ではありません)
この島にハブを含め蛇はいないそうです。
鳥は、カワセミ科の赤い鳥「アカショウビン」が良く見られ、さえずりも聞けるそうですが、残念ながら見かけませんでした。

古座間味ビーチ
ミッシュラン・グリーンガイドで二
Google画像
つ星をもらっている座間味島に二つあるビーチの一つがこの古座間味)(ふるざまみ)ビーチです。
この時期まだ浜には数人しかいませんでしたが、これから夏に向けて島の人口の何倍かの観光客がやってくるのでしょう。

外国人が多くこの時期でも日本人よりも多く見かけました。
欧米の観光客はテント持参でビーチでキャンプする人達が多いそうで、大きなザックを背負った人達がフェリーにも乗っていました。
そう言えば、フェリーの中に、英文でキャンプは指定された場所以外ではしないように注意書きが貼ってあるのを見かけました。

島の中には、石灰岩の石垣が残る民家も少し残っていて昔を偲ばせてくれます。
中には民宿を営んでいる家もあったりして、のんびりした島時間を過ごしたい向きには最高の宿泊経験が出来るのかも知れません。

島の電気は渡嘉敷島の火力発電所から海底ケーブルで来るそうですが、水は島の小さなダムでは足りず毎日200トン海水を淡水化しているそうです。
夕方、節水を呼び掛けている村の有線放送が聞こえていましたし、台風が来ると塩分の多い雨水をかぶった車や設備を洗い流さないと直ぐに錆びるので、雨が降っても水は溜まった分だけ使ってしまうということのようです。

ガイドさんの言うには、住民500人ぐらいのこの島にコンビニは必要無く雑貨と食品を扱う店が一店だけとのことで、フェリーの欠航が続くと食料品も欠品になるとか、離島での生活ものんびりしたものだけではなく苦労も多いようです。

座間味島での半日が終わり、6時半食堂に来たのは自分たち2人ともう一組の夫婦それに3人の若い女性の3組だけでした。

明日はチェックアウトしたら9時半にシーカヤックの人が迎えに来てくれ1dayシーカヤックツアーをする予定です。