2010年10月19日火曜日

高木伐採 プロの技を見る!



めったに見ることの出来ない高木伐採のプロの技を目の前で見ることが出来ました。
先週から、我が家の前の公園東側に隣接している森の高木を一部伐採する準備が始まり、今日はいよいよ高木を10数本倒す作業が始まったのです。
なにしろ物見高い?自分のことですから、こんな作業を見逃すわけにはいきません。
65~70歳ぐらいになるでしょうか、身の軽そうなおじさんですが、腰にチェンソーをロープでぶら下げ、地下足袋の下に木の幹に刺さるアイゼンのような金具をつけて、自分の腰と幹を巻いたロープをヒョイヒョイと動かしながら15~20mもある高木にあっという間に登ってしまうのです。
その登り方たるや、忍者もびっくりというほどの見事さなのです。
テレビでは杉の枝打ち作業でこのようなシーンを見た記憶はありますが、目の前で登るのを見たのは初めてですし、ただただ見事!の一言です。
そして、トラといわれる木と地上を結ぶロープ(これは造園科で覚えた)、このトラをユンボで曳きながら木の上でチェーンソウのエンジンをかけ切り落とします。先端とその下5,6mぐらいを切り落とした後は、地上に降りてきて、一気に切り倒します。 大きな木が倒れる時は、離れて見ていても地響きがします。
上部を切り落とさずに、枝がついたまま一気に切り倒した木もありますが、風が吹き始めてからは、風の影響を受け、狙った場所に倒せないことがあるので、途中の枝を全て落としてから、倒すのだそうです。
自分と同じ様な年配のおじさんの作業を見ていて、感心しながらも元気をもらった高木伐採の作業でした。