2010年10月5日火曜日

母の49日法要


今日は、あの猛暑の8月に96歳と5ヶ月で逝った母の49日の法要の日でした。

お寺は、浦和にある吉祥寺で、江戸後期に建てられた大本堂や鐘楼が現存しています。
現在もこの地域の天台宗の核寺院だそうで、江戸時代には徳川家康から寺領5石を寄せられたと書かれているので、かなり古いお寺のようです。

古くても、由緒あっても、49日の法要にはあまり関係なく、たんたんと読経があり、お焼香して終わりです。その後お墓での納骨、96年生きた母のお骨も遂に墓石の下になったのです。

東京に住んでいた母は、関東大震災も経験したし、第二次大戦では、疎開や食糧難も経験し、まさに激動の時代を生き抜いてきたと言える人生だったろうと思います。

母に長生き出来た秘訣を聞いたことがありますが、「何事にもくよくよしないことだよ」と言われたのを思い出します。

でも、ボケずに、動けて、しかも健康で長生き出来ればいいですが、
動けなかった母を見てきているので、どれ一つ欠けても、長生きが逆に辛いものになるのは確かです。

なんとか、3拍子そろって長生きできるように頑張ろう!