昨日法要の会食が終わってから、長女も合流して3人で中央高速を駒ヶ根まで走りました。
駒ヶ根インター近くのホテルに1泊して、今朝は7時の始発バスに乗るべくホテルを出たのに、菅の台バスセンターには、既に登山の服装をした人達5、60人が始発バスを待って並んでいるではありませんか!
それでもこの時期臨時バスも運行され、ロープウエーも9分間隔で運行してくれていたので、標高2612mの千畳敷カールに降り立ったのは8時20分頃でした。
千畳敷カールの眺望は、2931mの宝剣岳が青空に突き刺さるようにくっきりとその岩肌を見せていて、手前には真っ赤とは言えないまでも紅葉したナナカマドがあって、夏の千畳敷カールとはまったく違った景色を見せていました。
甲斐駒ケ岳2956mへ登るのでしょう、中高年の登山者が夏よりも大勢千畳敷カールからの登山道をつながるようにゆっくりと歩いていました。
紅葉は見ごろでしたが、夏の猛暑の影響もあってか、色づきに鮮やかさが足りませんでした。
赤や黄色に埋め尽くされた千畳敷カールを勝手にイメージしてきたので、自分的には物足りなさが残ったのですが、何度見てもこの千畳敷カールの景色は素晴らしく、出来ることなら春の景色と冬の景色も見てみたいものだと思いながら、ガスが上がり始めた千畳敷カールから駒ヶ根高原へと降りました。
帰りは、駒ヶ根にある早太郎温泉郷の「こぶしの湯」でのんびりと露天風呂を楽しんできた今日の紅葉狩りでした。