2001年9月11日 18年前の今日、NYの世界貿易センタービルが同時多発テロで倒壊したニュースを見た時の驚きは今でも鮮明に記憶に残っています。
この世界貿易センタービルの写真はNYにいた頃マンハッタンでたまたま撮った写真でPCに保存してありましたが、まだ上の方にクレーンが見えますから完成前の1972年頃だったのではないかと思います。
家族で住んでいたのはニューヨーク市でもマンハッタンではなくロングアイランドにあるクインーズ区のBaysideという所でしたから、この日はロックフェラーセンターへ大きなクリスマスツリーでも見に行ったか何かの用事で近くまで行ったのだろうと思います。
昔住んでいた所がどうなっているかと思い、Google EarthとGoogle Mapで昔の住所を入力して検索してみました。
住んでいたBaysideの高層アパートは3棟あって、Litte Neck Bayという湾に面していて、
湾岸をCross Island Park Wayという普通車専用の高速道路が走っていました。
湾にはブロンクス区へ渡るThrogs Neck Bridgeという大きな美しい吊り橋が架かっていましたし、住いのあった16階からは 遠くにマンハッタンの摩天楼の明かりが見えました。
当時直ぐ側にFort Tottenという陸軍の小さな施設があった岬は、Fort Totten Parkと名前もついて公園や商業施設などに変わっているのが確認出来ました。
なにしろNYに行ったのは1ドル360円だった固定相場の時代ですから周辺環境は変わってないはずがありません。
完成後の世界貿易センターは一度地下鉄で行ったことがありますが、あのツインタワーが2つ共倒壊した事自体が信じられない出来事です。
テロから18年、今日ニューヨークではあの日犠牲になった3000名近い人々の慰霊の行事が厳かに行われ、テロや紛争のない世界への祈りが捧げられたことと思います。