2017年8月1日火曜日

弘前へ

鷹狩りの松
今日から青森・秋田4日間の旅です。

青森では「田舎館の田んぼアート」と「ねぶた祭り」、秋田では「秋田内陸縦貫鉄道の田んぼアート」と「竿燈祭り」を見る予定で朝5時半に家を出ました。

東関道-圏央道-常磐道と走り、何時もなら、いわきJCTで左へ折れ磐越自動車道で郡山から東北自動車道へ出ますが、常磐自動車道が仙台まで開通しているので、今日は初めていわきJCTで常磐道を北上しました。

開通はしていますが、ほとんどの区間対面通行で狭く、何キロか間隔で放射線のモニタリングポストが高速道路脇に設置されてて現在の放射線量が数値で見えるようになっていました。
常磐富岡ICを過ぎると直ぐに「ここから帰還困難区域」の看板が出てきました。

そして車から見えるのは、青々と育った稲ではなく、草に覆われた田んぼと人の住んでいない家々、それにシートで覆われた除染で出た大きな土の山があちらにもこちらにも、.....
途中モニタリングポストの数値は中心部に近くなるに従って上昇し最大2.9マイクロシーベルトの表示を見ました。
浪江町を過ぎると「帰還困難区域ここまで」の看板がようやく出てきました。

帰還困難区域内を通過する常磐自動車道ですが、仙台を過ぎると仙台北部道路を通り東北自動車道に繋がっているので、郡山経由よりも30kmぐらい近くなります。

東北自動車道の前沢SAでランチ。 
パーキングにあるアカマツが見事な枝ぶりで、なんでも前沢SAを建設する際、自然林や一本だけあったこのアカマツを残したそうで、仙台藩主が鷹狩りをした場所であることから、鷹狩りの松と名がつけられて現在長距離運転の疲れを癒しているそうです。

このあと今日は大鰐弘前ICで高速を降りてルートイン弘前城東に2連泊です。