2017年8月2日水曜日

田んぼアートとねぶた祭り

田舎館村の田んぼアート
会場が2か所に分かれていますが、第一会場は田舎館村役場の後ろの田んぼに作られていて、朝から大勢の人が見に来ていました。

青々と広がる田んぼに出来上がった田んぼアートは、この時期葉の色が一番鮮やかになるそうで、昨年度新設された展望台から見る「ヤマタノオロチとスサノオノミコト」は見事な出来栄えでした。

第二会場は道の駅の敷地内に作られた田んぼで、桃太郎が犬猿雉と共に描かれていて、遠くに岩木山が見える素晴らしいところでした。
どちらも大きくて展望台からは一枚の写真には入り切りませんでした。
昨今、あちこちで田んぼアートをやっていますが、田舎館村の田んぼアートは評判通り緻密な出来栄えで、13種類の稲が織りなす絵は色も鮮やかで見応えがありました。

成美園
田んぼアート第二会場からほど近いところにある成美園へ寄ってきました。
津軽で盛んだった大石武学流の造園を代表する日本庭園だそうです。
1階が和式、2階が洋式という和洋折衷の建物はとても珍しいものでした。

ねぶた祭り
一度ホテルへ戻ってから、今度は弘前駅前の駐車場に車を入れて、奥羽本線で青森駅まで行きました。
時期が遅かったこともあり、青森のホテルはどこも予約出来ずに弘前に泊まったので青森までは列車で50分ゆられて行きました。

初日の今日は、子供ねぶたが約15台、大型ねぶたが約15台19時に運行が始まり、沿道を埋め尽くした観客も一緒になってラツセーラ、ラツセーラの掛け声と共に動く光の武者絵は青森パワーが伝わってくる豪快なものでした。

きっと一年間ねぶたの為に仕事をしている人々も多いだろうと思われる大規模なお祭りです。

帰りの奥羽本線は満員電車のような混雑で、又50分かけて弘前に戻って来た今日のねぶた祭りでした。