紅葉真っ盛りの蔵王へ二人でやって来ました。
先週から天気予報と蔵王の紅葉情報を毎日チェックしていましたが、日曜日の今日から出かけることにして昨夜ホテルの確保をしました。
山形蔵王ICを降りて蔵王スキー場へは西蔵王高原ラインを走りますが、いつの間にか有料道路が無料になっていました。
途中道路脇の野菜売り場で、今が旬の「もってのほか菊」を買ったりしながら蔵王ロープウエイ山麓線の山麓駅へ。
朝6時に家を出て、東関道-圏央道-常磐道-磐越道-東北道-山形道と約410km走ってきましたが11時半頃には到着出来ました。
紅葉真っ盛りの日曜日とあって満車に近い駐車場に車を停めてから、2010年11月3日に来た時は既に雪でロープウエイで上へ上がれなかったので近くのそば屋さん 「もってのほか」 でそばを食べましたが、又同じ店でそばを食べてからロープウエイ山麓線で樹氷高原駅まで上がりました。
山頂へは山頂線へ乗り換えなければなりませんが、山頂の紅葉は既に終わっているので樹氷高原駅から今度はユートピアリフトで観松平・いろは沼散策へ。
数十個の小さな沼が広がる湿原「いろは沼」はすでにクサモミジが終り周囲に少し紅葉した落葉広葉樹が見られるくらいでした。
「観松平」は一周40分程ですが、ゴヨウマツの大木・老木を沢山見られるところで、「千歳の松」とか「不老の松」とかそれぞれみな命名されていました。
庭木としてもゴヨウマツは高価な松ですが、500年も1000年もありそうなゴヨウマツをこんなに沢山見たのは初めてです。
リフト、ロープウエイで山麓駅へ戻り、次は蔵王中央ロープウエイの温泉駅へ移動です。
ロープウエイの山頂「鳥兜駅」を出ると、そこにも山がこの時期こんなにきれいになるとは信じられないような紅葉で覆われた山が見渡せました。
展望台まで歩いたり、紅葉の木々に囲まれた散策路を経て雪のないゲレンデを水神様が祭られている「どっこ沼」まで歩きました。
紅葉が水面に映る組み合わせは又一段と見応えのある景色を創り出してくれます。
ここで一日中三脚を立てて写真撮影をしているのではないかと思えるような人もいて、時々刻々変わる景色に魅せらる気持ちも分かる気がしました。
スキーをやめた今ですが、蔵王で樹氷に代わってこんなに素晴らし景色を見られるとは思いませんでした。