帰り道、家の近くの新しい乗馬クラブ「クレイン」の駐車場角にある馬頭観音の石碑をwifeが近くに寄って見ているので自分も改めて観察してみました。
左側の小さいのは、長年風雨にさらされていますが天保4年と年号が刻まれているのがかすかに読めます。今から200年近く前江戸時代に建てられたものです。
右の大きいのは明治35年とありますから、それでも113年になります。
この町は、昔幕府への馬の供給地でもあったことから野生の馬も多かったようで野馬土手と呼ばれる土手が築かれていた跡が多く残っています。
2011年の発掘調査 |
2011年の発掘調査 |
乗馬クラブでもあり馬を大事にすることから、畑の隅に半分埋もれたように放置されていたこの馬頭観音の石碑が乗馬クラブによって新しく囲いが作られ何時もお花が飾られるようになりました。
馬頭観音がある地は多く、詳しくは知りませんが馬の冥福を祈った石碑のようで、その石碑を大事にしていることがこの乗馬クラブが毎日大勢の乗馬をする人で賑わっていることにつながっているのかも知れません。