2014年10月30日木曜日

佐賀の旅 1日目

一日目の今日、成田から福岡へ向かうジェットスターは天気が良ければ頂上付近に雪をかぶった富士山が見えるかと思い右側の座席を予約してありました。

でも、wifeが指差す右側の窓から遠くに見えたのは、たなびく白い雲のような噴煙を上げる御嶽山でした。
紅葉の絶頂期多くの登山客を飲み込んだ頂上付近の斜面はグレーの火山灰で覆われているのが分かりました....

福岡空港第一ターミナル前のオリックスレンタカーでは真っ白なス
ズキの軽自動車ワゴンRが準備されていました。

午前11時、慣れないカーナビを最初の目的地佐賀城本丸歴史館に設定し、九州自動車道を大宰府ICで入り鳥栖JCTで九州自動車道から長崎自動車道に入り、途中2008年に来たことのある吉野ケ里遺跡のある吉野ケ里を通過して佐賀大和ICで降りました。

佐賀城本丸歴史館では、鍋島直正生誕200年記念の大閑叟(だいかんそう)の期間とあって平日でもかなりの人が来ていました。
「閑叟」こと、10代佐賀藩主鍋島直正が幕末日本の近代化に活躍したその名君ぶりが古文書や展示品で詳しく紹介されていて日本史の再勉強となりました。

次に、直ぐ近くにある大隈重信の「大隈記念館」で1838年の誕生から1922年の死去までの功績が分かる展示品や写真・パネル等で改めてその偉大さにふれました。
丁度生家も今日からしばらくの間オープンされるとあっていいタイミングでした。

今日の宿は明日のバルーン見物に便利な佐賀駅1分のルートインなのでチェックインしてからバルーン会場へ下見に行ってきました。

今日から始まったインターナショナルバルーンフェスタでは午前午後2回の競技があったそうですが、時間は既に午後5時を回っていたので長崎本線にこの時期だけオープンされる臨時の駅「バルーンさが」には帰りの人が大勢いましたがバルーンは一基もありませんでした。

嘉瀬川にかかる鉄橋手前にあるこの臨時駅には毎年この時期だけ特急を除いて全ての列車が停車します。
明日の競技について運営本部に寄って聞いてみたら、天候次第なので明日になってみないと実施されるかどうかは分からないという返事が返ってきました。
雨ではもちろん中止、風が少しあっても中止だそうで、これを見に来たので何とか飛んでくれることを祈りながら下見から帰ってきた一日目でした。