予定を早めた甲斐あって
満開の吉野山を見ることが出来ました。
近鉄の臨時特急で約40分吉野駅で下車すると人人人の人の多さにびっくりです。
駅前からいきなりの急こう配の山道はきついので、ロープウエ-に乗ること3分で吉野山駅へ。乗り合わせた人が、今朝7時のNHKで吉野山のサクラが素晴らしいと現地レポートが放送されたとか話してくれましたが、この人の多さは放送の影響もあるのでしょう。
多くの人に混じって参道を上がりますが、世界遺産の仏閣が多いとはいえ、参道両側の店店店にも、吉野山ということで、山道を歩くとばかり思っていたので予想外でした。来てみないと分からないものです。
下千本と中千本は、まだ花を残している木も沢山ありましたが、サクラ吹雪が始まっていて、花びらが舞う中を歩く素晴らしいお花見行でした。
中千本にある五郎兵衛茶屋からの眺めも、上千本にある花矢倉からの眺めも、絶景ポイントと宣伝されている通りサクラにモミジなどの新緑が混じった吉野山のパノラマが広がり素晴らしいお花見が楽しめました。
下千本から上千本まで、山登りのような勾配のある道の連続で、こんなに歩くお花見も初めてでしたが、吉野山のサクラは下から上に広がるこの高低差が素晴らしさを構成していると思います。
それに、全国に広がっているソメイヨシノは、東京の染井村の植木屋さんがエドヒガンザクラとオオシマザクラの交配種として作ったという話は良く知られていますが、このソメイヨシノの
ヨシノはサクラの元祖のようなこの吉野山に敬意を表しての命名のようです。