2013年4月10日水曜日
石舞台古墳から明治村へ
吉野山のサクラの余韻を残しながら、今日は愛知県犬山市にある博物館明治村への移動です。
その前に、近くにある明日香村の石舞台古墳を見ようと、連泊した橿原神宮駅前の橿原オークホテルをチェックアウトしました。
2009年の秋に奈良へ来た時、時間が無くて断念した古墳です。
「6世紀後半この地で実権のあった蘇我馬子の古墳ではないかともいわれているが、被葬者は不明」だそうで、クレーン等重機のない時代にどうやって築造されたかの解説もあって、ロマンあふれる明日香村の中でも高松塚古墳の壁画と並んで人気の場所です。
古墳は 長さ7.8m 幅3.4m 高さ4.8mあり、大きな横穴式石室へは入れるようになっていました。中に入ると地震でもあったら崩れて圧し潰されるのはないかと思え直ぐに出ましたが....
そして古墳を後に、博物館明治村へ。
村へ入るとソメイヨシノは終わっていましたが、沢山のヤエザクラも見ごろで、大きな入鹿池に面したきれいな村でした。
村の区分に丁目は不似合ですが、1丁目から5丁目までに分けられ、SLと昔の京都市電と村営バスが走る広い村で、かれこれ5kmぐらいは見て歩いたでしょう。
一番見たかったのは帝国ホテル中央玄関です。日比谷にあった帝国ホテルは、その昔仕事でお客に会いに行ったことも何度かあった懐かしい場所でした。
中央玄関と内部はフロントロビーだけですが、解体して移築するのはさぞ大変だったろうと思うほど当時の建物を正確に再現してありました。
各地から移築された明治時代中心の建物は様々な分野に及び明治時代を知らない世代にはまさに博物館そのものでした。