朝9時休暇村乗鞍高原を出発して国道19号経由、中央自動車道を松本ICから乗り諏訪ICで降りての霧ケ峰高原です。
今日の宿ホテルこわしみずでランチをしてから、先ず車山頂上へ行くべくリフトの乗り場まで走りました。
リフト2本を乗り継いで登った車山の頂上、もちろん見晴らしは最高ですがニッコーキスゲは探しても本当に数本しか見つかりません。見つけないと見られないほど咲いてないのです。
諏訪SAのコンシェルジェに聞いた「今年ニッコーキスゲは少ないようです」の言葉をはっきりと思い出したのはニッコーキスゲの里といわれる車山の登山口でした。
例年ならここら一帯はニッコーキスゲが高原を埋め尽くすかのように咲き乱れ黄色一色のはずなのですが、まったく咲いていません。探してようやく何本か見つけられるという異常さなのです。
十年間毎年ここへニッコーキスゲを見に来ているという夫婦が、「昨年素晴らしい咲きようだったからもしかすると今年はその反動でのお休み?ではないかと思う」
「春先雨が多かったからかもしれない」とはボランティアの監視活動をしている若いお嬢さんのことばでした。
誰も毎年一面に咲き乱れるニッコーキスゲが今年は咲かないのかその状況を正確に解説してくれる人はいませんでしたが、咲いてない事実だけは眼前にありました。
来年もう一度やって来る楽しみが増えたと考えてあきらめたわけですが地球環境の異常がこんなところに現われたのでしょうか?
一方、霧ケ峰にはいくつかの高校の陸上部が合宿に来ていて、元気に練習や体力づくりをしている姿に触れることが出来たのは気持ちを若返らせる効果があったように思います。