2019年4月16日火曜日

シジュウカラの抱卵



今年もシジュウカラが卵をあたためています。
カツラの木に取り付けてある新しい巣箱に苔のかたまりを持ち込んだところを先月見かけていますが、いつの間にか巣作りも終わり産卵して今は卵を抱いているようです。
何か食べに出て戻って来ると、直接巣箱の丸い入口から飛び込むように入ります。
巣作りする前に入口を盛んに嘴でつつき機械で開けた穴を滑らかにしていたのが印象的です。もし又新しい巣箱を取り付けるような事があったら切り口を紙やすりできれいにしてから取り付けてあげようと思います。
一日に何回ぐらい食べに出るのか分かりませんが、どうも雌雄で交代して卵を抱いているような様子はなく雌だけが抱いているようです。
ハナミズキやリビング前のヒメシャラに取り付けた巣箱は一時期入ってみたりしていましたが気に入られなかったようです。他のつがいも巣作りをしている様子はありません。
きっとカツラの巣箱は近くに電線があったりして見張りなどに具合がいいいのかも知れません。

長く楽しめたサクラも昨日の桜吹雪でかなり散ってしまいましたが、今度はシジュウカラの観察が新たな楽しみになってきました。
庭にはノースポールが満開になり、あちこちにチューリップも咲いて春らしい庭になってきています。
でも今庭の中へはあまり行けません、なにしろ見張りの親が大きな警戒音を出して鳴くのであまり近寄らないようにしています。
小さなシジュウカラの雛が初めての世界へ次から次と飛び出して行くあの巣立ちを又見たいと思っています。