兄弟姉妹その連れ合いと子供一人、皆で奥日光へやって来ました。
兄が招待してくれた今回の奥日光の旅、東武線特急スペーシアの切符は11月の発売直後に送られてきていました。
今日は、隣り合わせのシートで賑やかに談笑しながらの旅行ですが、こういう旅行は子供の頃の修学旅行ぐらいしか記憶にありません。
東武日光駅前で皆でランチをした後、迎えのホテルのマイクロバスに乗り込んで、いろは坂から中禅寺湖畔を走り、枯れたススキが続く戦場ヶ原を抜けると雪が見え始めて、まもなく湯元温泉に到着です。
温泉入浴と食事の前に兄達とホテル近くの湯元源泉へ行ってみました。
この場所は記憶に残っていて、もう何十年も以前に見た時と同じように涸れることなく温泉が湧き出ている様子は懐かしさを感じました。
源泉は同じように湧いていましたが、温泉街ではクローズした宿も1、2軒あって、時代の流れと競争の厳しさも見え隠れしていました。
ホテルの人の話では、今朝は -13度だったとか、午後のこの時間でもあちこちの宿に沢山のツララがあり、奥日光が夏は軽井沢を超える避暑地であることが良く分かりました。
ぐるっと散策して湯の湖へ来ると、端の方では温泉が湧いている場所があって、白い湯煙があがっていました。
凍ってはいませんが、凍てつく寒さを感じる湖面にはマガモが沢山いました。
ホテルでもらってきた湯元の案内マップによると留年しているマガモのようです。
きっと住み着くほど居心地がいいのでしょう。
1時間ほどでホテルに戻りましたが、散策で冷えた体に奥日光の温泉は温泉らしさのあるとてもいい温泉でした。
お楽しみの夕食も2時間近くかけていろいろ美味しいご馳走が運ばれてきました。
食後はロビーにあった暖炉で、パチパチと燃える薪を囲んでくつろぎの時間を過ごせた奥日光の夜でした。