昨日はしらびそ高原に泊まりました。
下栗の里から車で40分、狭い山道です。
狭くても道はあるのにカーナビは距離優先で設定しても一度町へ戻る道しか示してくれずカーナビなしで走りました。
ホテル「ハイランドしらびそ」までは一本道、途中は落石注意や落石多発などの警告板を見ながら、本当にこぶし大の石がたくさん路上に落ちている所も多く心配しながらの運転でした。
この山道「南アルプスエコーライン」は途中御池山の隕石クレーターの中を通ります。
2〜3万年前に御池山に落ちた隕石は直径45m、出来たクレーターは直径900mだそうですが、看板はあっても隕石クレーターはガイドさんでもいないと識別出来ませんでした。
今朝は6時に起きて朝の散歩を二人で楽しみました。
ホテル「ハイランドしらびそ」は標高1918mで南アルプスと中央アルプス、北アルプスの大パノラマが楽しめイワツバメが飛び交う静かなところで、夏のシーズンは沢山の人で賑わうことでしょう。
チックアウトして下山ですが、再び狭い山道を大鹿村へと走ります。途中日本最大の断層である中央構造線北川露頭を山の中で見学です。中央構造線なる断層が関東から九州にかけて走っていることを初めて知った旅でもあります。
次はきれいな道の駅南アルプスむら長谷で休憩とランチです。焼き立てパンがいい匂いを漂わせているので焼き立てパンとコーヒーを買って木陰の白いテーブルでのんびり食べました。
足元にはすずめがやってきてパンをあげるとうれしそうに?食べて行きます。
旅の最後は高遠城址公園です。
サクラの咲いてない高遠城址公園は人気もまったくなく緑のサクラで覆われた只の公園です。
このあまり広くない公園に大勢の人が訪れる花見の時は駐車すら大変だろうと思えます。
公園の側にある高遠町歴史博物館で高遠城の昔を垣間見てから江島生島事件の江島囲み屋敷も見学しました。
こうして3日間の花と緑の旅は終わり、諏訪インターから中央道で帰ってきましたが、中央道では談合坂SAを少し過ぎてから工事渋滞が始まりあまりに渋滞が長いので途中相模湖で降り、甲州街道を高尾まで走ってから圏央道に入った旅の最後でした。
今回も事前に調べて計画した内容通りの旅が出来ましたが、カーナビ過信を戒められた旅でもありました。
それにしても無事に帰れて何よりでした。