2014年4月24日木曜日

小豆島と淡路島の旅 4日目


 今朝は鳴門の渦潮を見る為、昨夜の宿南淡路ロイヤルホテルを朝8時に出発しました。
今日の満潮と干潮を調べて観潮船乗り場に比較的近い所にホテルを予約して来たので8時半出航に間に合いました。
小型の観潮船なので小回りをきかせて渦の直ぐ側まで寄ってくれるし、いくつもの渦を見せてくれました。
やはり観潮船から間近に見る渦潮はダイナミックで大鳴門橋の付近にいくつも出来る渦は壮観でした。

その後は、エスカヒル鳴門という全長68mのエスカレーターで上がる展望台に行って大鳴門橋の全景を眺めてから、2008年にも来たことのある大鳴門橋の下側に観潮用につくられた渦の道へ行き海上45mからもう一度渦潮を見てみました。
すでに干潮時刻もかなり過ぎてきていたので上から見てもあまり渦はなく比較的静かな海面を見ることになりました。


渦潮観光を終えて、徳島県の県道12号線で坂東にある道の駅第九の里へと走りました。
第一次世界大戦で中国の青島から連れてこられたドイツ兵の捕虜1000人が坂東にあった俘虜収容所で約3年間過ごし、その時ドイツ兵と地元の人達との間に交流が生まれ....そして今ここにはドイツとの国際交流を深める目的で立派なドイツ館が出来ています。
近くの大きな神社の境内にドイツ兵が残してくれた小さいドイツ橋があるというので見て来ましたが、石で組まれたアーチ型の橋はその橋梁技術が後に日本で広まったようです。

小豆島と淡路島の旅最後は栗林公園です。
高松港と高松空港の間にあるこの公園は江戸初期の回遊式大名庭園として有名ですが、マツの多いのに驚きました。
公園のボランティアガイドさんが20分ほど案内してくれましたが、マツは1400本あって1100本が専門の職員11名で管理されているそうです。
一昨年から公園内の南湖を和船で周遊出来るようになっているので我々も乗ってみました。
船頭さんが庭園について説明してくれながら30分でゆっくりと南湖を回ります。
昔の殿様気分での舟遊びが出来た30分でした。

こうして3泊4日の小豆島・淡路島の旅は終わり20時30分のJetstarで成田へ22時に帰って来ました。
この時期小豆島も淡路島もどこを走っても新緑もきれいでしたし、淡路島の花も素晴らしかったです。
讃岐うどん、小豆島の素麺も美味しかったし淡路島の生しらす丼も経験することが出来ました。
良く走ってくれたスズキのワゴンRは実にリッター24.3kmもの燃費の良さを示してくれました。
事前に計画した通りのところへカーナビは案内してくれましたし、余裕をみて組んだ旅程のお蔭でのんびりゆっくり楽しむことも出来たいい旅になりました。