2013年6月3日月曜日

新穂高ロープウエー

 本当に梅雨入りしたの?と思う6月3日(月)二人で新穂高温泉にある新穂高ロープウエーにやってきました。
ホテル穂高のすぐ側に第1ロープウエーがあり、4分で標高1308mのしらかば平まで運んでくれます。
ここで日本唯一の2階建の第2ロープウエーに乗り換えて標高2156mにある西穂高口まで7分で上がります。
快晴の今日、ロープウエーや西穂高口屋上から見える穂高連峰など残雪を抱いた北アルプスの3000m級の山々の大パノラマはそれはそれは見事な眺めでした。
遠くには若いころ友人と登った3180mの槍ヶ岳の槍部分も見え、昔を思い出しながらの屋上での展望となりました。
ここは西穂高への登山口にもなっていますが、登山には冬装備が必要ではないかと思うほど西穂高口周辺にはまだ雪がたっぷりありました。
予定では千石園地とよばれる原生林の間を歩き山野草や高山植物を見るはずでしたが、今年はまだ散策道がすっかり雪で覆われている為スニーカーでの散策はあきらめました。
本日の余談ですが....
2階建のロープウエーは定員120名、30分毎の運行になっています。
ランチを済ませて、早めに並んだら、下りの人が多くて乗り切れなかったので下りの臨時便が出され、その為上りも臨時便が運行されこれに2人だけで乗れたのです。お二人様貸切りロープウエーでこの絶景を心行くまで楽しめたのです。
いつまでもこの景色を眺めていたい屋上でしたが、下りのロープウエーは満員、あらためて上りの幸運を思いました。
しらかば平では、2.3kmの自然散策路が整備されているので2人で歩きました。
所々に熊出没注意の看板があり、このあたりはツキノワグマが生息しているとビジターセンターでも言われましたが、木の枝で地面を叩き音をさせながら1時間の散策、もちろん熊に出会うこともなく新緑の新穂高の森を楽しむことが出来ました。