2018年7月16日月曜日

鏡石から米沢へ

雨が続く福島/山形の天気状況を見ていて今日になってしまいましたが、3連休の最後ようやく二人で山形の旅へ出発出来ました。

福島の鏡石町の田んぼアートが見頃になったようなので米沢へ入る前に先ず行ってみました。
町の図書館4階の同時に2人しか台に乗れない狭い展望台から見る田んぼアートですが、2012年から毎年やっているそうです。
「窓から眺める絵本〜もう一つの図書館〜」をコンセプトに童謡童話から絵を決めているそうで、今年はうさぎとかめの童謡が田んぼアートになっていました。
地上で見るとまるで何が描かれているのか分かりませんが、この展望台から眺めると立体的に見えて、うさぎが寝ていてカメがゴールめざして歩いている様子が良く出来ていました。
苗づくりから子供達が大勢で田植えをするところなど、田んぼアートが出来るまでもパネル展示されていて、町民の一体感が盛り上がる様子も興味を引きました。

鏡石を後にして、須賀川ICから東北道へ入って福島JCTから今年東北中央自動車道が米沢まで繋がったので初めて米沢へ行きました。
上杉家廟所
前から一度行ってみたいと思っていた米沢藩の城下町ですが、最初に歴代の藩主の墓がある上杉家廟所を訪れました。
町の中ですが、大きな杉の木が生い茂るこの墓地には、中央に上杉家の初代である上杉謙信の墓があって左右に12代までの藩主が並んでいます。
中でも藩の財政立て直しで有名な10代藩主上杉鷹山の墓には花が捧げられていました。
越後から最後米沢15万石へと移封された上杉家の歴史に思いを馳せながら静かなお墓をお参りしてきました。

上杉神社
次に少し移動して上杉神社と米沢市上杉博物館へ行ってみました。
上杉神社は連休最終日ということもあってかかなりの観光客がお参りしていました。

上杉博物館には国宝で有名な「洛中洛外図屏風」 が常設展示されていました。
解説によれば、織田信長から上杉謙信に贈られたと伝えられているそうで、描かれている人物が2500人近くにのぼるそうです。
豪華というより緻密で京都の生活がそのまま描かれているような感じを受ける屏風画でした。

今日は東北の米沢も暑く持参した水を飲み飲みの神社参拝や博物館見学でしたが4時頃今夜の宿赤湯温泉へ向かって走りました。
明日は月山弥陀ヶ原湿原の散策を予定しています。