初夏を思わせる気持のいい天気になった今日、二人で江の島へやってきました。
東海道線の藤沢駅で乗り換え、小田急江ノ島線で片瀬江ノ島駅に着いたのは10時少し前、橋の手前の観光案内所に寄って島の地図をもらい見所など聞いてから島に渡りました。
珍しい青銅の鳥居をくぐり、お土産店が左右に並ぶ江の島神社の参道をゆっくり歩いてから山頂へ行くエスカレーターと展望台のセット券を購入して島の頂上を目指しました。
周囲4kmほどで標高と言っても60mぐらいだそうですが、3基続きのエスカレーターを使って良かったと思える島の階段が途中途中で見えました。
展望台からは、遠くにまだ真っ白な富士山も見え、眼下には片瀬江ノ島海岸や鵠沼の海岸でしょうか湘南の夏のビーチの賑わいが目に浮かぶような湾曲した砂浜と砂に吸い込まれていく白い波が見えます。
小学生の頃、毎年家族で海水浴に来ていた遠い記憶がありますが、泳げるようになったのはここでの海水浴だったような気がします。
展望台がある「江の島サムエル・コッキング苑」では先週から「江の島フラワーフェスタ」が始まっていて春から初夏の花が色とりどりに咲きいい時期に来たと思えました。
苑内にある日本初のフレンチトースト専門店Lon Cafe江の島店で絶品のスイーツで一休みしてから、帰りはエスカレーターには乗れないので歩いて島を下り、2020年のオリンピックでヨット競技があるからでしょうか、歩道の敷石張り直し作業中の弁天橋を戻って島を出ました。
そして次は予定している、鎌倉大仏のお参りに行くので、江ノ島電鉄の江ノ島駅まで10分ほど歩き、今もレトロな雰囲気の残る江ノ電に乗りました。
平日昼間なのに混んでいて、乗ったら我々二人を見て席を譲ってくれた人達がいました。
それがなんと、時々マナーの悪さが言われることのある中国人の観光客でした。電車で席を譲られたのは二人共初めてでやはり相当の高齢者に見えたのでしょうか。
鎌倉大仏では、遠足なのか社会見学なのか小学生が何組も来ていて集合写真撮影をしていました。自分も小学生の頃遠足で来た事がありますが国宝であることは初めて知りました。その頃も国宝だったのでしょうが、きっとまったく関心が無かったことと思います。
造立されて750年以上になるこの鎌倉大仏の前では観光客に混じって女子中学生が英会話の勉強の為に外国人を捕まえて会話に挑戦していました。
そのうち一人が紙と鉛筆を持って我々に、Excuse me....と話しかけてきました。直ぐに気が付いたようで 「ごめんなさい、日本人?」って言って止めましたが、どこの国の人に見えたのでしょうか。
昔仕事でベトナムへ行った時現地の人から道を聞かれたことを思い出しました。
帰りは鎌倉から横須賀線で東京駅まで戻り16時50分の高速バスに乗って帰ってきた日帰り江の島観光のいい一日でした。