2017年5月19日金曜日

横浜の一日

今日は、前々から計画していた横浜観光です。
東京駅から東海道線で横浜まで、根岸線に乗り換えて根岸駅からは市営バスを使って先ず三渓園です。 

サクラや紅葉の季節が素晴らしそうですが、新緑の三渓園も良かったです。
国の重要文化財に指定されている建造物も多く、三渓園を造り上げた原三渓を知る三渓記念館でゆっくりと勉強させてもらいました。


三渓園からはタクシーで次の目的地港の見える丘公園へ移動です。
今まさにバラが一番の見ごろとあって大勢の人人人で溢れていましたが、流石横浜一と云われるバラの名所は素晴らしいところでした。
遠くにベイブリッジが見え、ロケーションの素晴らしさはもちろんですが、バラとバラの間などに白い小さな花を咲かせているオルレアがバラをさらに引き立てている配植も見事です。

次の山下公園までは市営バスで中華街入口まで、バスの便もとても良くてさすが大都市横浜です。
山下公園も、バラとお花でこれ以上きれいになりようがないのではと思えるほどきれいになっていました。
きっと一年で一番いい時期に来たのだろうと思います。
ここではベルギーのフェアーも行われていて、ベルギーのビールとワインを楽しんでいる人達の多かったのにも驚きました。

次は、山下公園に係留されている2016年国の重要文化財に指定された日本郵船の貨客船氷川丸の見学です。
船内で氷川丸の歴史紹介の映画を30分見ましたが、日本の歴史は正に氷川丸と共にあったようにさえ思える、波乱万丈の歴史を改めて知りました。
煙突の二引きのマークは、結婚以来日本郵船の船を見るたび何時も目につくマークですが、そのデザインの意味するところも始めて知りました。
船内は一等船室や食堂から船長室、操舵室、機関室など見て回れました。
建造されて87年、その姿を今に伝える氷川丸は、大宮の氷川神社の御守護をお願いして名付けられたものだそうです。
氷川神社のお守りによって戦中何度か機雷の被害を受けながらも生き抜き、戦前に造られた船で唯一残っているのはこの氷川丸だけだとのことです。

そんな氷川丸を見て次は8年前にリニューアルしたマリンタワーへ上がりました。
94mの展望台からの横浜港の眺めはお天気も最高に良かったこともあってそれはそれは素晴らしい眺望でした。
真下には山下公園、遠くにはランドマークタワーや大桟橋も見えるこのタワーですが、今は観光客も楽しみ方が変化しているのかエレベーターで上がって来たのはこの時間我々2人だけでした。
次は、今日入港した日本郵船の大型クルーズ客船飛鳥Ⅱを見に山下公園を抜けて大桟橋まで歩きました。
横浜市港湾局の横浜港客船入港予定で前々からチェックしていましたが、今日は大桟橋に「飛鳥Ⅱ」と日本クルーズ客船の「ぱしふいっくびいなす」が入港していました。
大桟橋は、昔はコンクリートの桟橋だったと記憶していますが、今は全面ウッドデッキで覆われ波のようにうねりのある桟橋になっていました。
飛鳥Ⅱは夕方4時にウィークエンド仙台青葉クルーズに出港予定ですが、乗船客の避難訓練が行われているのがデッキから見えました。
4時までいれば出港の様子が見れましたが、遠く千葉まで帰らなければならないので、大桟橋から神奈川県庁前を通り、巨人とDeNAの試合前の横浜スタジアム横を通り関内駅まで歩きました。

花とバラを満喫出来た盛りだくさんの横浜の一日でした。