奄美も3日目です。
昨日は〇〇の森を見てかなり時間も遅くなったので予約してあった奄美リゾートホテル カレッタハウスへチェックインが遅くなる連絡を入れたところ、「営業は既に6月20日で終わりクローズしてます」と言う返事に 「えっえっ、そんな事聞いてないよ! 」 「お客様の予約は リゾートホテル&コテージばしゃ山村にお願いしてあります.....」
きっと閉鎖のゴタゴタで予約のお客への連絡漏れが発生したのでしょう、何時まで文句を言ってもしょうがないので、予約が本当に出来てるか、金額はどうなってるか等確認してもらいました。
そんな訳で一昨日ランチをしたばしゃ山村に泊まることになったのです。 出発前に予約の確認をして来るべきだったと反省です。
でもこのホテルはきれいな海岸に面していて洒落た雰囲気の感じのいいリゾートホテルでした。
もしもう一度奄美に来ることがあればここに泊まりたいと思ったホテルです。
そして今朝の一番目は大島紬村 大島紬が出来るまでの複雑で繊細な工程の見学です。紬の着物等の直販もありましたがとてもとてもお土産に買えるような値段ではなく、来た記念にと紬の財布を買ってきました。
次は奄美パークと奄美で50歳から69歳で亡くなるまで過ごした画家田中一村記念美術館を訪れました。
素晴らしい絵画鑑賞を終え、義姉夫妻は一足先に奄美を出て、 鹿児島、宮崎であと2泊するというので奄美空港まで送りました。
奄美空港はLCCのバニラエアが就航し初めて成田からの便が飛んで来るので大勢の報道陣が待ち構えていました。
奄美全土が期待する就航です。なんて言っても成田ー奄美が片道8000円台なのですから。
義姉夫妻を送ってから、二人で奄美大島の中でもトップクラスの美しさと言われている土盛海岸へレンタカーを走らせました。
晴れていればきっと透き通るような海の藍色と砂浜がきれいでしょう。
そこから北上してあやまる岬、さらに奄美の最北端になる笠利崎まで行ってみました。
灯台は急峻な山の上で垂直に近い階段が300段はありそうなので、高い所は直ぐ上がりたくなるのですが止めました。
奄美の北部はソテツが群生している場所もあちらこちらにあるし、ヤシの木やガジュマル等南国らしい樹木も多く島全体が緑に覆われている感じでした。
又奄美大島は海岸線が入り組んでいて、きれいな湾や入り江が多くサンゴ礁も見られ、どこの砂浜もきれいでした。
さらに足を延ばして閉鎖になったホテルカッレッタハウスまで行ってみました。海を望むいい場所の大きなホテルでしたが人気もなく寂しさだけが漂っていました。
最後は西郷南洲謫居(たっきょ)跡の見学です。3年奄美に流されていたわけですが、その間の手紙や手植えのサクラ、勝海舟から贈られた碑文などが展示されていました。
今奄美ではどこへ行っても7月26日から全国公開される映画「二つ目の窓」のポスターが張られパンフレットが配られています。
今年のカンヌ国際映画祭では入選しませんでしたが、河瀬直美監督の奄美を舞台にしたこの映画は公開されたら見に行きたいと思っています。
本土復帰して60年、いまだ自然豊かなこの島が将来ともに、鳥と動物たちの楽園であり続けることを願いながら奄美を後にした3日間でした。