2013年11月29日金曜日

大宮盆栽美術館


大宮盆栽美術館へ行ってきました。
今日は一足早い造園科仲間の忘年会が夕方から大宮駅前の徳寿庵で開かれるので、その前に大宮の次の駅宇都宮線の土呂駅から5分にあるさいたま市大宮盆栽美術館で開催されている第一回「日本の景松」と銘打たれた企画展を観に行ったのです。
この美術館は2010年に日本の盆栽文化を世界に発信する目的で開館されたもので、良く知られている盆栽村と土呂駅の間にありました。
企画展は盆栽として使われる樹種としては最も品のあるというか格調高い五葉松の特集です。
五葉松は5本で一組の葉になっている松の一品種で赤松や黒松と違い短い整った葉が特徴です。自生地は標高1800mの高地だそうですが、庭木としても魅力があり好まれています。
企画展示室には日本を代表するような五葉松の盆栽が10数点飾られていましたが、盆栽は分からなくても、根の張り方、枝ぶりや幹の立ち上がりに葉の美しさなど十分その美しさに魅せられました。
美術館を出て近くの盆栽村まで足を延ばしましたが、小さな五葉松の盆栽が12万円もの値段がついているのをみて今見てきた盆栽は何百万もするのだろうと思いました。
海外でも人気が出ている盆栽ですが、美術館にも外人が来ていて人気の高さを知ることが出来ました。又2017年には世界盆栽大会がさいたま市で開催されるそうで、海外からも出展があるほど盆栽の世界は広がっているようです。