2013年5月16日木曜日

感動のアメリカ大自然紀行......1日目

 今日から、JTBのツアー「感動のアメリカ大自然紀行7日間」で義姉夫婦と4人でアメリカの旅です。
1555発のAmerican Airline170便は定刻に動いたものの、滑走路まで来て、油圧系統に異常があるというアナウンスと共にターミナルまで戻ってしまいました。
約1時間かかってで再出発出来ましたが、いきなりのトラブルにロスでの乗り継ぎが間に合うのか不安も残る出発になりました。
ロスでは、便の遅れなど関係ないとばかりImmigrationは長蛇の列。
入国審査はさらに厳しくなっていて、全指の指紋に顔写真撮影での照合、それに若いころの駐在記録や、その後の入出国記録を全てデータベースでチェックしているのか念入りに画面を見てから、ようやく入国許可のスタンプがもらえたのにはびっくりでした。
かなりの時間がかかりましたが、添乗員含めツアー23名が全員入国出来たと思ったら、一緒に行った義姉のご主人がまだ出てきません。
後で聞いたら、昔の入出国記録にover stayがあると審査官から言われ、「そんなはずはない」とやりとりしていて最後、OB用に支給されている会社のIDカードを見せてようやく入国許可されたそうで、全員そろうまで添乗員も不安げな様子でした。
ロスからラスベガスへは国内便での移動でしたが、このセキュリティ検査も厳格で、靴は脱いで、ズボンのベルトも外します。ズボンが落ちないように手で押さえながらボディタッチをされての検査には、For your safety と書かれたサインボードはあるものの、世の中からテロが根絶される日が来ることを願わずにはいられませんでした。
ラスベガスで荷物を受け取り、ツアーバスで今日の目的地Sedonaまでの450km、ようやくアメリカの旅がスタートしました。
空港を出ると、大恐慌の時失業対策として造られたHoover Damのそばを通りU.S. Highway93号からInterstate Highway40号でSedonaへ行くわけですが、途中白黒TV時代のアメリカの人気番組だったルート66の観光をしました。
イリノイ州のシカゴ~カリフォルニア州のサンタモニカまでのルート66は、大陸横断鉄道が出来て廃道になりましたが、ネバダ州のKingmanからSeligmanの町までの間が今も保存されていて、この間にディズニーのアニメ「カーズ」で使われた町がありました。
帰ったら孫からもう一度カーズのDVDを借りて見ようとwifeと帰国後の楽しみも出来たルート66観光でした。
その後、今日の宿泊地Sedonaへ入る前に、グランドキャニオン鉄道の始発駅Williamsの町のレストランで夕食ブッフェを食べました。
Sedonaの町へ入ったのは既に暗くなっていて、どんなところか分かりませんでしたが、軽井沢のような観光地だそうで、グランドキャニオンにも近く、年間400万人が訪れる人気の場所だそうですが、観光は明日です。