モーニングコールが7時、朝食は別棟で典型的なアメリカン ブレックファスト。カリカリに焼かれたベーコンはこれぞベーコンと言える美味さでした。今日最初の観光は、ホテルから近い山の上の展望台から眺めるセドナの町と町を囲むように連なるベルロックとかカセドラルロックと名がつけられた酸化鉄で赤い岩の山々です。このSedonaの町は、芸術家やリタイアした米人が多く、ウォルトディズニーも生前ここに住んでいたそうで、写真には写ってませんが、少し左にある一回り小さい岩山がディズニーランドのビッグサンダーマウンテンのモデルになったとガイドさんから説明がありました。町のレストランでメキシカン料理のランチを食べた後は、ピンク色のJeepで岩山の中の凸凹道を往復1時間半走るジープツアーです。現地ガイドさんを入れて総勢24名が3台のジープに分乗、半端ではない凸凹道に振り落とされないようにつり革やバーに捕まっているのもやっとという究極の山道のジープツアーでした。
Sedonaの次はいよいよ最も見たかったグランドキャニオンです。Sedonaの町からツアーバスで走ること210km、アメリカで最初の国立公園であり、世界遺産にも登録されているArizona州のグランドキャニオンは全長446km 幅は狭いところで6km、広いところでは29kmもあって渓谷の深さが平均1600mもあるそうです。今日はmather pointと言われる展望台から眺めましたが、目の前に広がるその景色は、絶景であり、雄大ですが、もっとそれ以上の感動を表す言葉があるのではないでしょうか。コロラド川の浸食によって出来たこの渓谷ですが、その巨大さから浸食という現象となかなか結び付きませんし、渓谷というより何か地球の割れ目のように思いました。mather pointから渓谷底部まで続いているtrailがあって、4,5時間歩くと降りられるようです。登りは8~10時間かかることになるようですが、底まで行く人もいるそうです。明日はグランドキャニオンの朝日観賞です。