お隣芝山町には古墳が多く散在していて、1956年には早稲田大学の発掘調査で、殿塚、姫塚と呼ばれる前方後円墳から形象埴輪の行列がほぼ完全な形で出土したそうです。成田市から芝山町への県道ははにわ街道と呼ばれ街道筋に大きな埴輪が飾られていたり、町にははにわ博物館もあったりしてかなり有名です。
そんな芝山町が毎年この時期、町をあげて行うのが「はにわ祭」です。
今日は、午前中団地内公園の除草ボランティアをしてから、二人でこのお祭りを見に出かけました。見たのは古代の衣装を身にまとい会場に登場する古代人を迎える「歓迎の儀」でしたが、今日は朝一番で、発掘調査が行われた殿塚、姫塚で古代人が出現する「降臨の儀」がおこなわれ、「交歓の儀」「行列の儀」そして我々が見た「歓迎の儀」があって、最後に古代人が天に帰る「昇天の儀」と、はにわを介して現代人と古代人が心を通い合わせる一日でした。